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「登山」と「トレッキング」の違い?


 元々、ヒマラヤ山麓で 8,000m 級の山々を眺めながら歩くツアーのことをトレッキングと旅行業界が呼び始めたらしいそうです。
 この言葉がそれまでの「ハイキング」という単語に置き換えられるようになり、現在ではハイキングは死語に近いと思います。
 安全性のきわめて高いのが「トレッキング(ハイキング)」で、ある程度危険性があるというか、それなりに自己対処能力がハイキングより求められるのが登山ということと考えていました。だから一概にどこまでが・・という区別は、体感的に馴染まないのです。でも今回、白馬周辺の北安曇郡白馬村では、白馬大雪渓に向かう猿倉登山口に両区域の区分を示した看板を設置して登山領域とトレッキング領域を明確にしたそうです。

 考えは分からないではありませんが、

 北アルプス白馬岳(2、932メートル)の白馬大雪渓などで、登山とトレッキングの区域を明確に分け、観光客に周知させる動きが広がっている。装備や知識が不十分なツアー客らの事故を防ぐ狙いだ。
  〜 中略 〜 
 白馬大雪渓では昨年8月、登山ツアーで訪れた東京の女性2人が落石を受け死傷した。山岳関係者らは、観光に近い初心者らのツアーとみられるのに、大雪渓を200メートル近くも登っていた点を問題視していた。

信濃毎日新聞[信毎web] 「登山」と「トレッキング」 明確に分け安全に から2007年5月30日に引用
 「観光に近い初心者らのツアーとみられるのに」ですか・・。  でもそんなツアーを村は観光客として大雪渓に呼び込んでいるのではないのかなぁ。大勢の観光客に来てもらい麓の旅館で宿泊し、お土産を買って帰ってくれるだけで良い、ということなんでしょうか。  事故の原因は、実際の危険性をきちんと案内せず、「雲上の御花畑!」とか適当に観光客を呼ぶ姿勢にあったように思います。  白馬大雪渓の他でも、

 ほかに、唐松岳(2、696メートル)に向かうルートのうち、約2千メートルの八方池までをトレッキング区域と規定。五竜岳(2、814メートル)も、約2千メートルの小遠見山より上部への立ち入りは、十分な装備や知識が必要と示している。村は7月上旬までに、両地点にも猿倉登山口と同様の看板を設置する方針。

信濃毎日新聞[信毎web] 「登山」と「トレッキング」 明確に分け安全に から2007年5月30日に引用

 なんだか、逆にこの地点までは「観光地です!」って宣言するように感じます。
 かえって安易に観光客が入り込むように感じます。
 きっとロープウェイとリフトで登って来た観光客が、そのままサンダルタンクトップ姿で、コンビのビニール袋に入ったお茶とお握りを持って、ダラダラと大勢歩くんだろうなぁ・・。

Posted: 2007年05月30日 (水) at 22:43  Comment| Trackback

「登山」と「トレッキング」の違い?
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