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「山と渓谷」2月号


 山と渓谷2月号が発売されました。今月号の特集は「すぐそこにある山岳遭難」です。
 この特集はとても参考になりました。昨年11月には千葉県の低山で30名ほどのツアー登山の遭難騒ぎがありましたね。また警察庁の統計によると遭難件数は年々増加しているようです。増加の原因には中高年登山者の増加という事も勿論ありますが、ここ10年くらい前、つまり携帯電話が普及する前であれば自力で下山したり、ビバークしただけ、という事で済んでいた事が「遭難」として扱われているため件数が増加している、とも考えられます。
 特に最近増えている原因は「道迷い」「転落」で、遭難件数の増加の根本原因としては「登山者のレベル低下」「モラル低下」「自己責任意識の欠落」という事があげられると思います。

 山渓Webの目次を引用します。
■特集=すぐそこにある山岳遭難
●すぐそこにある山岳遭難 ●なぜ遭難は増え続けるのか ●転滑落=奥多摩遭難発生地マップ 平成12年度〜15年度/転落事故多発箇所を歩く 川苔山/「登山の常識」をもう一度考えてみよう ●道迷い=「ハイカー30人行方不明」はなぜ起こったのか 千葉県麻綿原ルポ/道迷いを防ぐポイント10 ●非常事態に備える=ある二人のビバークの夜 ビバーク実体験ルポ/まさか! のときのビバーク技術講座/もしものときのエマージェンシー・グッズ ●有名山岳に見る遭難多発地帯=南八ガ岳/穂高連峰 ●対談「遭難しない登山者になるために」田中文男×岩崎元郎

■第2特集=今年こそ挑戦!! 山スキー
●今年こそ挑戦 !! 山スキー ●ゲレンデのむこうへ… バックカントリースキー入門in栂池/●極めればパウダー ●ベテラン山スキーヤーがすすめる、テーマ別こだわりのコースガイド ●山スキー用具の超基本講座 ●雪崩を知る ●講習会やガイドツアーに参加して山スキーに親しもう

■Yamakei Journal 01=南アルプスでライチョウが激減!? 信州大学教育学部生態学研究室が調査 ■Yamakei Journal 02=下野新聞創刊120周年を記念して「栃木百名山」が選定される ■Yamakei Journal 03=茂垣敬太がワールドカップ中国、イギリス両大会で3位に入賞 ■Yamakei Journal 04=G?に登頂、8000?峰無酸素登頂日本最高齢記録を更新した近藤和美さん ■樹氷日和 八甲田にて〈林 明輝=写真〉■丹沢 霧氷の咲く頃〈大野 久=写真〉
■ヤマケイジャーナル●トピックス●イベント●ニュース●アクシデント●インフォメーション●グッズ●ギャラリー●ブックス●山岳会会報●メディア

■特別企画=スノーシューで遊ぼう
●スノーシューで遊ぼう ●04シーズン冬、ニセコのパウダー初歩き ●スノーシュー選びの基礎知識 ●目的別スノーシューカタログ ●スノーシューイングツアー・レンタル情報●おすすめスノーシューコース12

■連載=用具研究7 軽量ピッケル■小林泰彦の百低山巡礼57=群馬県 雨降山 ■全国名低山〈ふるさとの山スペシャル〉冬のお花見ハイキング=茨城県・筑波山/千葉県・水仙ロード周遊コース/埼玉県・宝登山/静岡県・鎌田城山と松川湖/奈良県、大阪府・鳴川峠と大原山/福岡県・可也山■ほんもののスイスにふれる旅=アルプスを仰ぐ窓 ■特別読み物〈イエティの謎を追う〉=●目撃と足跡の発見までー2003イエティ捜索隊の報告から ●イエティの謎を解明する■川辺川ダムで生命財産は守れるか■スペシャル・クロニクル=日本アルプスを駆け抜けるランニング登山の記録と、北岳・嶺朋ルート下降の記録■連載=正しい山の救急医学〈第2回 凍傷〉■気象一語講座〈第14回 春一番〉■山話日和=オピニオン 今だからこそ山岳会/ハイ地〜図22 総合芸術的な存在—地図/山岳書林閑歩〈第2回 幻覚? それとも真実?〉/小屋番三六五日32 山のセンス読者紀行/山の俳句・短歌 ■全国名低山 ふるさとの山=群馬県・吾妻山/神奈川県・二子山/京都府・大文字山/和歌山県・南部畝越え/兵庫県・小野アルプス/熊本県・権現山 ■登山教室 ■キャンプサイト=ごはんバンザイ/らんだむトーク/青春アルバム/みつをさんのお江戸超低山探訪/白旗史朗の人生相談/学生の主張/マニヤマ/トリビアの山/下山後の一杯/おやまのお茶会/でこでこてっぺん/掘り出せYAMA-MOVIE/PRESENT&INFORMATION/新製品川柳/バックナンバー
■Calendar 今月の山ごよみ

 今月号で、とても興味深く読めた企画は、
 ●道迷い=「ハイカー30人行方不明」はなぜ起こったのか 千葉県麻綿原ルポ/道迷いを防ぐポイント10 
 ●対談「遭難しない登山者になるために」田中文男×岩崎元郎
小屋番三六五日32 山のセンス
の3本です。
 現場ルポは、何の変哲も無い低山でどうして道迷いを起こしてしまうのか、について現場写真と地図によって詳しく解説されています。ルポを読みますと、確かにこうした場所で正しい方向を誤る事無く選択できるかどうか、私にも自信が無いです。
 対談は「マスコミ遭難」という言葉が出てきますが、本来の意味で言う「遭難」とマスコミ言う「遭難」の違いと言うか、「遭難を避けるためのビバーク」が「遭難」と扱われるケースに付いて言及されています。また同様に携帯電話の普及によって「日が暮れて懐中電灯も無いので道が分からない」などと救助を求めてくるケースが遭難件数の増加の一因となっている、と話をされています。
 小屋番365日は、最近の登山者のレベル低下、モラル低下に付いて書かれています。

 今月号はいろいろ考えさせてくれる読み物が多く、勉強になりました。

Posted: 2004年01月15日 (木) at 14:48  Comment| Trackback

「山と渓谷」2月号
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