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作成日: 07/07/29
修正日: 07/08/16
無電源アンプの問題
色々問題があった
まずは音が出たのでなんとなく安心していたのですが、どうも歪みっぽいのです。明らかに歪んでおります。よおーく考えてみると、この回路のおかしなところに気づき始めました。
1)入力回路
Lには交流成分の電圧が立ち47uFには、直流成分が立ちます。この直流成分を電源とします。交流成分は1uFを通してゲルマニウムトランジスタに入力されます。Lは、出力トランスの1次側を利用していましたから、入力部分だけにして、その2次側に負荷をつないでみますと、そこがもう歪んでいました。Cに直流が貯まると検波器が動作できなくなってくるのです。従って、右の図のように信号と電源は別々に取らなくてはならない事が分かりました。
2)回路形式
これを踏まえて、回路形式を何種類か考えました。各々善し悪しがありそうです。
エミッタ接地 : 入力インピーダンスは高いので、アンプの入力は大きな信号がとれそうです。となるとエミッタ接地ではありますが、電圧ゲインはいらないかもしれません。また、低い電圧で動作させるので電圧利用率も重要ですが、うまくバイアスすれば利用率がよさそうです。
ベース接地 : 入力インピーダンスは小さいです。ですから、アンプの入力から見た駆動側のインピーダンスにもっとも電流がながれます。ベース接地では、その電流がそのまま負荷に流れますので、電力が取り出しやすいかもしれません。電圧の利用率のもっともよいエミッタ電位にバイアスできれば良さそうです。エミッタからGNDにちいさな抵抗が必要になるかもしれません。
コレクタ接地 : 入力の信号電圧が十分大きければ、この形がもっとも良いかもしれません。しかし、ベース・エミッタ間電圧分は損してしまいます。今回の回路は何しろ電源電圧が低いのでその意味ではこの回路がもっとも不向きとも言えそうです。
3)入力回路のCR
クリスタルイヤホンの時はなんだかどうでも良かった出力のCRですが、アンプ接続するとなるとアンプ入力にちゃんとないとなんだかヤケにうるさい音になります。一体どのくらいにすればいいのだろう。この様なとき、リンクページに書かせて頂いた、「探検 ゲルマラジオ」を見ますと何らか書いてあります。正に、教科書です。ま、なにしろこの回路のままでは今一です。
まずは、エミッタ接地の回路で歪まない電源と動作点を設定していくことにします。
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