その検査結果を聞くために大学病院まで行ってきた。よかったのは、今回からやっと画像がCDでもらえるようになったこと。
今どき……という感じがしていたのだが、前回まではずっとCTのフィルム画像が入った大きな紙袋を抱えて大学病院まで通っていたのだ。
それがコンパクトなCDになったことで、ずいぶん移動が楽になった。やがてはオンラインでやり取りするようになるのだろうか。
ここでちょっと横道に。デジタルデータで画像をもらったことで、中身を確かめたくなるのが人情というもの。さっそく見ようとしたのだがCDのパッケージにはInternet Explorer5.5以上で見ろ、と書いてある。ということはWindows用ということだ。
試しにCDをマウントしてみると、やはりexeファイルが入っている。なんとか見れないものかとインターネットを検索してみると、どうやらDICOMビューワーというものがあればMacでも見られるらしい。
しかしMac用にはあまり種類がないらしく、OsiriXというアプリが数少ない選択肢になる。それをダウンロードしてきて、アイコンにexeファイルをDropしてみると、見事に画像を見ることができた。
なかなかよくできたアプリみたいで、画像のオート再生をはじめ、いろいろ細かく診断できるようになっているもよう。もっとも、いろいろな部位が輪切りにされた自分の体内を見られたものの、素人なのでサッパリわからない。まあ、でもとりあえずデータとして保存と確認ができたのでよしとしよう。
さて、そのCDを持って大学病院へ行く。受付で他の紙資料とともにCDを渡すと、ウイルスチェックをしてからでないと通せないという。そうか、そりゃそうだよな。よそから来たCDをいきなり診察室のパソコンで再生してウイルスに感染でもしたら大変だ。
結局、15分ほど待たされて、チェックが完了。そして診察室へ。そこで担当医とともにあらためて画像を見る。あれこれと各部位の簡単な説明をしてくれたところで結果が言い渡された。医師の判断は、
「うーん、微妙に動脈が太っているかなぁ」
というもの。うーむ。
「1ミリか2ミリ程度。一番太いところでの話だから誤差もあるんだけど…」
しかし、上行動脈の55ミリはほぼ変わらないが、下行動脈の48ミリという数値は以前よりも太くなっている印象。さらに、前回の手術で人工血管を入れたところの下部が少し太くなっているんじゃないかとも言われる。
細かな名称を失念してしまったが、人工血管の一番下のところ。つまり接合部のあたりらしい。太いといっても20ミリぐらいなので、まだ大丈夫なのだが、自分としては上行・下行に加えて不安材料が増えたのはちょっとショック。
「でも、とりあえず半年やそこらで急に太るといった心配はなさそうだから、今後も定期的に経過を見ていきましょう」
と言われ、また半年後の予約をして大学病院をあとにした。
動脈が少し太っていたのは困ったものだが、手術直後に数年内の再手術もあり得ると言われていたことを考えると、まだマシな方か。
全体的にはギリギリセーフと勝手に自己判断。心をゆるやかに保てば悪くもならないだろうと言い聞かせて、また半年テキトーに暮らす。
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