ホスピタル難民


 このところ、けっこう大きな病院が突然閉鎖されたり、産婦人科がなくなったり、以前だったら考えられなかったようなことが起きている。

それらをテレビのニュースや新聞で認知はしていたのだが、どこか対岸の火事というか、まさか自分の身に降りかかってくるとは思わなかった。

異動と退職

今日、検査のために病院へ行くと、心臓科の受付横にある掲示板に白い紙が何枚も貼り出されているのを発見。見ると、「○○医師 3月31日退職」と書かれている。どれも同じだ。

思えば、この時期に医師の入れ替わりがあったのを思い出した。入れ替わりというか異動だ。ほとんどが大学病院から派遣されているので、数年で異動がある。

mojoはこの病院に2003年の初頭から通院しているが、担当医師は3人目。ひとり、だいたい2年といったところか。

ここでふと思った。そう、いつもなら「退職」という言葉ではなく、「異動」という文字が使われていたような気がしたのだ。

そこでいつもより、ずいぶん待たされて診察室に通された時、「先生、辞めるんですか?」と訊いてみた。やはり退職という文字が気になっていたのだ。

「ええ、そうなんですよ。大学に戻ることになって」
「補充はされない!?」
「はい」
「ということは規模が縮小されるということですか?」

それが正解だった。4人の医師が同時退職して、補充の医師はやってこない。心臓科自体が縮小されるのだという。心臓病での入院などができなくなるらしい。

今日、待たされたのはひとりひとりにこのことを説明したり、紹介状を書いたりしていたためだったのだ。

mojoの場合は3月にCT検査と診察を残しているので、最後の診察日に今後のことを話し合うということになった。

さて、次の病院選びはどうしよう?

半年に一度は大学病院に通い、今後の手術もそちらでやることになると思うので、まるっきりの難民になったわけではないが、日頃通う次の病院選びが面倒だ。

血圧だけならいいが、心臓と動脈瘤をかかえているので、やはり緊急事態に対応できる病院の方がいい。現在の担当医師が戻る大学病院についていくか、あるいは他で探すか、いろいろ悩ましい。

しかしmojoの場合は、まだ病院を選ぶことができる地域に住んでいるので、こんな事態になっても多少のんきにしていられるが、病院数が少ない地域では深刻だ。

理由はさまざまあるのだろうが、そんなことが全国で起きている。病院と社会との歯車がズレてきているのか…。

mojoにしても、ヘタをしたらすぐ近くでは見つからず、電車で30〜40分かかるような病院に行くことになるかも知れない。面倒だなぁ。


Posted at:2008年02月29日 (Fri)at 07:40 午後