いつものように造影剤を使っての撮影だったが、今回は普通のフィルム画像の他に血管の様子を3D化したカラー画像が加わっていた。
白黒で体を輪切りにしたCT画像は、素人が見ただけでは直感で分かりにくいものだが、3Dの方は少し分かりやすい。カラーなのでちょっとグロテスクではあるが、動脈が膨らんでいる、あるいは少しボコボコしているのが分かる。
担当医の説明によると、この全体的に太くボコボコした感じになっているのがmojoの動脈の特徴らしく、あまりよろしくないらしい。こういうタイプは大動脈解離(参考→)を起こす確率が高いと言われた。
さて、検査結果の方だが、また数ミリ動脈が太ってしまった。ちょっとヤバイのである。上行動脈が45×50ミリ、下行動脈が45ミリほど。以前に、上行動脈が60ミリになったら手術を考えなければいけないと言われていたので、結果を聞いて「うーん…」とうなってしまった。
あと10ミリしか猶予がないのだ。今のペースだと3年か4年でその時が来てしまう。
「最近食事のコントロールが甘くなっていたからなぁ」とか、「去年の暮れあたりから仕事のストレスが少し増してきたからかなぁ」とか、「この間、喫茶店の隣の席で音を出してビデオを再生し始めた若者を××したりして、そういう短気な性格がいけないのかなぁ」など、いろいろなことが頭を巡りちょっぴり凹んだが、まあ仕方がないので今後のことを少し訊いておいた。
「うーん、予防といってもmojoさんは、とりあえずやってきてますからねえ」
と、担当医。結局、血圧とコレステロールのコントロールをこれまで通り続けること。そして大動脈解離の危険もあるので、激しい運動は禁止だそうだ。散歩程度ならOK。
もし手術をする場合は、心臓バイパス手術をした時の傷をもう一度開くことになるらしい。しかし開けたすぐそこにバイパスした血管があるので、それを傷つける可能性があり、普通よりもややこしい手術になるのだという。
友だちにも「じいさんになるまでには、もう一度は手術しなくちゃいけないかも知れないな」なんてことを以前、軽く言ってたけど、どうもそんな悠長な話ではないようだ。年に1ミリの増加でも10年後には手術を考えなくちゃならない。3ミリならたった3年。
いやはや、なんとも、どうもどうも…。
やっぱり手術はイヤなので、それまでにmojoの症例でもステントグラフト(カテーテルを使った手術)だけで問題なくいけるようになるんじゃないかとか、大動脈瘤を小さくする薬が実用化されるとか、奇跡的に1ミリも太くならないこともあるんじゃない? などと、他力本願で楽観的ななことばかりを考える毎日なのである。
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