やっと承認された腹部大動脈瘤のステント治療


 mojoの場合は腹部ではなく胸腹部という腹部よりも危険度の高い手術であったが、同じ病棟にも何人か腹部大動脈瘤の手術を受けた患者がいた。

手術からの回復ぶりを見ていると、胸腹部よりも明らかに早く日常生活に戻っていたが、それでも高齢者が多いのでツラそうだった。

そんな姿を見るにつけ、冠動脈の手術のようにバイパスだけじゃなくステント治療があればラクなのになと思っていたら、実はすでに欧米では10年ほど前から腹部大動脈瘤にステント治療が応用されているというのを退院してからネットで知った。

しかし日本では独自の臨床試験(でいいのかな?)や、医療器具に対する手続きがはん雑で、なかなか現場で使うことができなかった。

それがやっと承認され、いよいよ治療が始まったという。

 腹部大動脈瘤(りゅう)に対して、血管の内側から治療する筒状の器具、ステントが初めて承認され、先月、慈恵医大で治療が行われた。

腹部大動脈瘤にステント治療 代用血管の筒、開腹せず挿入
YOMIURI ONLINE(読売新聞)
から2006年8月7日に引用

やり方は、たぶんmojoが受けている心臓カテーテルと同じで、足の付け根の動脈から器具を入れていって、患部に器具を留置するというものだと思う。リンク先の記事によれば、60代の男性がこの手術を受け、2日後に退院したという。

スゴいなぁ。たった2日だよ。

心臓冠動脈のステント治療では、再狭窄(薬剤溶出性ステントでだいぶ減った)といった問題や異物が体内に入ることで発生する血栓の問題などがあるが、この場合はどうなんだろう。

mojoのかかえている上行動脈と下行動脈には使えないのかなぁ。医学の中の人、ガンバレ!


Posted at:2006年08月07日 (Mon)at 08:00 午後