入院50日目 氷まくら


 タンを切るために少しずつ起きるようにしているが、起きると言ってもベッドの電動機能を使って寄り掛かるだけ。それでもツラクて10分ともたない。

 ところでまだ熱がひかないので氷まくらをしているんだけれど、ベッドを起こすとずり落ちてしまう。それはいいのだが、そのずり落ちた氷まくらを上に持ち上げられないのだ。痛くて力が入らない。水や氷が入っているからといって、まくらが持てないなんて…。

 そのたびに母や看護婦さんに頼んで頭のところにあてがってもらう。なんだかツライよ。

 痛いといえば、ティッシュを取ったり、テレビのチャンネル(見始めた!)を換えるだけでもひと苦労。脇腹を中心に痛みが広がるので、横を向くことが出来ないのだ。寝返りなんてもちろん無理。ベッドで寝ながら何かをする時には、半分手探りで行う。

 そんな状態なので、ベッドの柵にリモコンやら「きんちゃく」やらをくくりつけている。手探りでも上手くものが取れるように工夫したのだ。「きんちゃく」には耳栓など細かいものを入れている。これはなかなか便利だ。起き上がれるようになっても、サイフや携帯電話などを入れて点滴棒にぶらさげて移動出来たり、入院生活の必需品ってところだ。

 さて、消灯前には真っ暗になってもいいように、いろいろ配置替えが大変だ。ティッシュは左手を箱の上に置いて寝る。これなら夜中に突然タンが出ても対処出来る。ノドか乾いた時に吸いさしが取れるように、テレビ台の前方付近に配置。

 いろいろ用意して、やっと安心して消灯時間を迎える。今日も痛みが出なくて、上手く眠れるといいな。おやすみ。

Posted at:2003年08月25日 (Mon)at 08:17 午後