入院19日目 突然の不整脈!


 リカバリー室。重湯が3分から5分粥になったが、相変わらず食べられない。食べなきゃと思うが、口の中に入れる気がしない。1500カロリーの点滴でなんとか生かしてもらう。

 食事の件が解決していないが、それでも午後、いよいよ一般病棟に移ることになった。手術をした者の特権? で、6人部屋でも窓際の場所を与えてくれた。首を傾けると街が見える。そういえば夏真っ盛りなんだなぁと思った。
「でも今年の夏は、あまり暑くなくておかしいんだよ」
 と母が言った。
 昼間は調子に乗って友人たちに手術が成功したというメールを打ちまくっていたのだが、夜遅くになってmojoの心臓が突然暴走し始めた。

 ひどい不整脈が発生したのだ。脈拍が130を越えた状態でドコドコと連呼し、息も苦しい。ナースコールするまでもなく、異常を知らせるモニターを見た看護婦さんが駆けつける。

“どうなってしまうんだろう?”という不安もあり、mojoは冷や汗でビッショリ。看護婦さんがいろいろ世話をしてくれるが、不整脈は収まらない。

「ここじゃ処置が出来ないから、リカバリー室に戻ろうね」
 と言われ、ベッドごと午前中までいたリカバリー室へ。少しもうろうとする意識の中で、“またこの部屋かぁ”と思った。

 看護婦さんから緊急連絡がいき30分近く経ってから、K先生が登場。心電図などを撮る。それでも不整脈は続いたままで治療を受けていると、S先生、W先生、Y先生など続々とやって来た。家に帰っていた先生まで駆けつけてくれた。

「心配ないからね。これでどうにかなっちゃうような不整脈じゃないから」
 とY先生が言ってくれ、少し安心。しかし不整脈が出る場合は、たいていもっと早い時期に出るらしい。

 さて、先生たちに囲まれて少し安心したmojoだったが、結局不整脈を抑える薬(ピズモダン)を点滴のルートから投薬したことで、突然治った。それは自分でも分かる治り方で、“ドクン”と心臓が跳ねたかと思ったら、急に楽になった。心電図のモニターを見ていたS先生も同時に、
「あっ、今治りましたね!」
 と言った。安堵の空気がmojoのベッドを包み込む。はぁ〜、大事に至らなくてよかった。文字通り、胸をなで下ろしたmojoだった。

Posted at:2003年07月25日 (Fri)at 12:35 午前