入院47日目 痛い、いたい、イタイヨ…
左半身が板のようになっている。自分にはそう感じる。すごく痛い。ちょっと動くだけで、いや動かなくても痛くてたまらない。というか、心臓の時より動こうとしても動けない感じ。ベッドに埋まるようにして一日を過ごす。
熱も少し出ているようだ。しかし看護婦さんに、
「熱が出るのは体の中で闘っている証拠だからいいんだよ」
と教えられる。氷まくらを作ってもらう。気持ちいい。
ほんの少しだけ痛みを忘れられる。
困ったのはタンが切れないこと。上手くタンを出せないのだ。タンを出そうとすると、どうしても力が入り、痛くてたまらない。でも出せないから、なんだかとても息苦しい感じ。測定してもらっても血液中の酸素濃度は十分なのに息苦しい。それでイライラしてしまう。
こんな時、祈りの言葉やお経などを知っていたら、イライラせずにすむのかな。よく分からない。動けないのも、痛いのも、息苦しいのも…みんな頭では理解出来るのに、イライラしてしまう。
午後、W先生が回診にやって来た。
「きつそうだね」
「はい…」
「テレビとか見てる?」
首を振る。
「そう、そんな余裕ないか。うん、まだ苦しいか」
こっちも苦笑い。
「でも検査の結果は順調だからね」
そのひと言だけでうれしい。ありがとう。
夜、痛み止めを処方してもらう。注射ではなく飲み薬。1時間ほどして、ゆっくりと効いてきた。そのスキに、ほんの少しだけ眠らせてもらおう。もうちょっとだけ効いていてくれよ。頼むよ。
Posted at:2003年08月22日 (Fri)at
12:43 午前