入院67日目 病院の一日


 体がだいぶラクになって来た。でも反作用としてタイクツになって来るから人間とはぜいたくな生き物だ。毎日、たいていやることが同じなのだから、それもしょうがない。というわけで、今日は病院で過ごす1日を紹介。

 朝は5時頃目覚めてしまう。午後9時に消灯なのだから、それでもたっぷり寝ている。目覚めるとまずはトイレに行ってから体重を計る。心臓病の患者は体重の上下が病状に影響したり、水が溜まったりしても体重が増えるので毎日記録するのだ。

 部屋にいてもみんなまだ寝てるので、そっと抜け出して1階へ降りる。すると他の階からもチラホラと患者がやって来る。みんな新聞を買いに来ているのだ。地元の新聞屋さんが毎日配達に来て、mojoたちはそれを自販機で買う。

 新聞を買うとみんな自分の病棟に戻っていくが、mojoは隣の自販機でコーヒーを買い、そのままイスに座って新聞を読む。パラパラと読んだところで(あとで病室でじっくりと読むのだ)、携帯電話を取り出し電話。東京の仕事仲間はこの時間にノリノリで仕事をしているので、迷惑と思いつつも毎日電話してしまう。この5分ほどの電話がmojoにとってはうれしいのだ。

 そうこうしているうちに朝食の時間が近づいてくるので8階へ戻る。朝の検温があり7時半に朝食。朝食が終わると掃除のおばちゃんがやって来る。mojoも長いのでおばちゃんとも仲良しで、あれこれ話す。

 そしてここでmojoは洗面器や着替えを持ち、朝風呂に向かう。ホントはそんなに優雅なものじゃなくて、いまだに治らない床ずれの治療をしてもらうため、患部をキレイにしておかなければならないのだ。

 このあたりで看護婦さんは交代。9時過ぎには傷がある人のガーゼ交換(まあ朝の検診みたいなもの=このためにmojoは朝風呂に入る)があり、傷がない者は再びヒマな時間帯に突入。朝の時代劇や再放送のドラマなどを見つつ、新聞を細かく読む。テレビ欄もじっくり読み、今日のテレビ予定などを立てるが、たいてい面白いのは消灯後だったりする。

 昼食の後は2時の検温までまたヒマなので、1階に降りる。そして本屋さんやコンビニと同じ雰囲気の売店などをひやかし、それでも時間が余ると、朝も座っていたイスのところで再びコーヒーなどを飲みつつボンヤリと過ごす。

 週に1度はこの時間帯に教授回診がある。あの白い巨塔の光景ですよ。ふだんは気さくな先生たち(つまり助教授とか講師とかの立場)が緊張しているのが分かる。なんとなく面白い。

 夕食は午後6時。でもたいていは5時40分頃になる。mojoの推測では係の人が早く帰りたいから早まるのだ。だって朝は7時半が規定の時間なのに10分〜15分遅れになることが多いのだ。

 夕食が終わるとあとはテレビを見るか本を読むだけ。あっと言う間に消灯の9時がやって来る。そして長い長い夜が始まるのだ。

Posted at:2003年09月12日 (Fri)at 10:15 午後