Mighty Mouseで蘇るワンボタンマウスの感覚


 アップルの新型マウス「Mighty Mouse」が届いたので、さっそく使ってみた。すでにあちこちでレビューが上がっているが、自分なりの使い勝手などをメモしておく。

◇ワイヤードであること

しばらくBluetoothの2ボタンマウスを使っていたので、最初のうちはラインがつながっていることに、ちょっとした違和感を覚えた。ラインを引きずっているというか、引っ張られるような感覚があったのだ。

しかし、それもしばらく使っているうちに、ほぼなくなった。もちろん将来ワイヤレス化されるようなら、きっと乗り換えてしまうとは思う。ただ、ワイヤードの安定感も確かにある。というのも安物のBluetoothマウスを使っていたせいか、最近しばしばポインタの位置が飛んだりして、不具合を感じていた。

ちょうど新しいマウスを物色している最中だったのだ。だからMighty Mouseの安定した動きには満足している。電池がないのでウエイトも軽い。

◇クリック感はどうか?

ワンボタンマウスの形状で右クリックが出来ると説明されても、正直「使いにくそうだな」と思っていた。ところが右クリックに関しては、これまで使っていた2ボタンマウスでやっていたのと同じ動きで何の問題もなく動作する。

mojoの場合だと軽く人さし指を浮かして右クリックしていたのだが、そのままできちんと感知してコンテキストメニューが表示された。また発表段階ではクリック感についてもあまり期待出来ないようなウワサが一部で流れていたが、しっかりとしたクリック感がある。

◇秀逸なスクロールボール

今回のマウスの目玉機能のひとつがスクロールボールだと思う。直径が6ミリ程度。ポッチリと突き出ている。これまでは長さが10数ミリもある車輪のような形のスクロールホイールをコロコロと回していたので、なんとも頼りない感じ。

ところが使っていると、これがなかなかイケてる。ほんのちょっとだけ抵抗感があってボールが回る。この抵抗感がちょうどいい。動きもスムースで、タテもヨコもいい具合に動く。360°というのがどんなアプリでも動けばいいのにな。

しかしひとつ困ったことが…。それはボタンの設定。これまではスクロールホイールにコマンド+Wを割り当ててウインドウを閉じる動作をさせていたんだけど、これは無理なのかなぁ。ボタン3という項目が選べるんだけど、ボタン3にショートカットなどを割り当てることは無理なのか。ここんところ、もうちょっと調べないと…。

image

またサイドボタンに関しては、予想はしていたが押しにくい。慣れれば使えるようになるのかどうか。今のところ自然にホールドして両側を押すというよりも、親指だけで押すというイメージが一番やりやすいかも。

◇蘇るワンボタンマウスの感覚

しばらく使っていて思ったこと。それは久しぶりでワンボタンマウスを使っていた時の感覚を思い出したこと。

これを作ったアップルの思惑や、ずっとワンボタンマウスを使ってきた人は違うのかも知れないけれど、ここしばらく2ボタンマウスを使ってきた身としては、実はとても懐かしい感覚なのだ。

いわゆる右ボタンを使わない普段の動作では、全体をクリックする形になるので、これはもうワンボタンマウスそのもの。クリックしたりドラッグ&ドロップしたり、懐かしい感覚で出来るのだ。

それで改めて思ったのは、2ボタンマウスっていうのは「けっこう不自然な動き」なんだなということ。そういえば最初に2ボタンマウスを触った時に、指がつりそうになったのを思い出した。裏を返せばワンボタンマウスにはしっかりと力を入れてマウスを操作出来る安定感がある。

なんだか久しぶりでワンボタンマウスの感覚が蘇り、なおかつそれを体が覚えていたことがうれしかったりする。

まだ使い始めたばかりだけれど、このマウスはアップルを「感じる」には絶好のプロダクツだと思う。そしてさらに使いやすく進化していってくれたらと願う。


Posted at:2005年08月04日 (Thu)at 06:33 午後