1年経った


 Blogを公開し始めて1年が経った。たった1年なんだけど、自分にとっては特別な1年…そんな気もする。ちょっとだけ振り返ってみようと思う。

なんとなく落としておいたアプリが与えてくれたもの

 iBlogは.Macのオマケで配付されていたのをダウンロードしていた。最初はBlogを始めるつもりもなく、ただ「新しいアプリはちょっと触っておきたい」という新しモノ好きの欲求を満たすためだけに落としておいたものだ。mojoのMacには、そんなアプリたちが「未整理」というフォルダに詰まっている。

 さて、iBlogを実際に使うことになったのは2つの理由から。まず前年(2003年)に入院して手術した時のことを記録として残しておきたかったのが最初の理由。

"記録"だけならローカルの日記にでも書いておけばいいのだけれど、これから手術を受ける人や家族が、自分が感じたような不安をこの記録を読むことで少しでも解消出来ればいいなと思ったのだ。また当時のmojoは自分でもまだ不安の真っ只中にいて、こういうものを書くことで自分のたどってきた道をなぞり、不安を払拭しようとしていたのかも知れない。案外、そっちの方が正解かも…。

 そしてもうひとつの理由は、頭のリハビリをしたかったから。2004年の2月と言うと、mojoは退院して4ヵ月ちょっと。仕事には復帰していたけれど、量は健康時の5分の1程度しかやっておらず、その仕事内容にも満足がいっていなかった。なぜか上手く文章が書けないのだ。

 考えがまとまらないと言った方がいいのかな。どうも書こうとしていることが、上手く表現出来なくなっていた。仕事から数ヵ月離れた影響なのか、病気の影響なのか分からない。とにかく人と喋っていても、以前のように考えながら喋ることが出来ないのだ。なんだか、もどかしい。

 そんな理由を抱えながら、ある日「未整理」フォルダをボンヤリ眺めていたところ、なぜかiBlogが目に留まった。

「こいつを使って何かやろうかな」
 なぜか自然にそう思えた。
扉の向こうはどんなトコロ?

 iBlogというツールに関して言えば、t0moriさんのiBlog ってなんだろう? というエントリにもコメントしたが、みんなより半年以上遅れてスタートしたので、すでにJapaneseiBloggerのコミューンが出来ていて、ツールもほぼ開発されていた。それまでに自分のサイトを持ったこともなく、HTMLやCSSに触れるのも初めて。もし素の状態でしか使えないものなら、続けられなかったかも知れない。
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 そしてなんだかiBlogの世界は予想以上に居心地が良く、当初の目的とは違った楽しみが待っていた。それはiBloggerたちとの交流。ネット歴は草の根ネットの頃からあるものの、それほど積極的にコミュニティに参加してきたわけじゃない。現実でもそうだが、mojoは人に慣れるまでに時間がかかるタイプ。いわゆる”ヒトミシラー”なのだ。逆に慣れると今度は調子に乗り過ぎて迷惑をかけてしまう困り者。

 それでもMacやiBlogのことをきっかけに、少しずつコミュニティに参加していくと、これが楽しくてしかたがない。波長が合う人(大人なのにorzな人たちとも…)が多くいたんだと思う。そのうちiBloggerじゃないBloggerと知り合ったり、海外住まいの人たちと知り合ったり、その輪は今も広がり続けている。
これからのこと〜2年目の始まり〜

 本当は入院日記を書き終えた時に、ちょっとだけ"燃えつき症候群"になりかけていた。あの日記が、ある意味このBlogの存在証明でもあったわけで、それを書き終えて目的意識を失いかけていたのだ。

 Blogを公開するということについては、今でも少し考えるところはあるが、まずは"目的"よりも"行動"をとってみた。ずっとネットを漂っていたけれど、自分が帰る場所があると言うのは気分がいい。妙な安心感がある。

 1年が経ち体の状況は回復したような、予想よりは回復していないような、そんな状態だけれど、なんとかBlogは続けている。文章(頭)のリハビリもまだ50%ぐらいしかナットク出来ないけれど、これもカラダと同じでどうあがいても仕方がない。

 Blogも自分もこれからどんな方向に向かうのか分からないけれど、まあ、ゆっくりやっていくさ。

 そんなわけで静かにスルスルと2年目が始まります。8階までわざわざ駆け上がって来てくれる皆さま、これからもヨロシクだぜぇ〜〜!!

 いや、お願い<(_ _)>します。

Posted at:2005年02月14日 (Mon)at 08:42 午前