仲間が集まって“もし自分で食堂を経営するのなら、どんな店を開くか?”という話をしているのだが、この中のA氏が「実は猫飯屋をやりたいのだ」と切り出す。
豚汁、けんちん汁、粕汁などを用意しておき、客はどんぶり飯に好きな汁をかけて食べる。
さらに“本格猫飯”というメニューでは、さばの削りぶしまで用意するのだという。
こういうのが、なんだか楽しい。
ずぼらな男子なら、学生時代に自分だけの恥ずかしい料理を1つや2つ食べていたはずで、でもそれは自分の中では“けっこう旨い”食べ物だったりする。
たいていは時間のない時や金のない時に作るので、とても料理とは呼べないようなものなんだけど、これはこれで自分だけのひそかな楽しみだったような気がする。
もし、自分が猫飯屋を開くのなら、甘辛く煮たマグロのフレーク缶を熱々のゴハンの上に載せてかき回しただけのメニューをイチオシとしたい。
甘辛ダレとゴハンが混ざり合って、なんとも言えないハーモニーを生み出すのだ。
これに唐辛子ではなく、コショウを混ぜるとさらにウマウマ。余裕があれば三つ葉と、焼きのりを用意して、のりで巻いて食べると極上の食事になる(当社比)。
同じくマグロのツナをマヨネーズで和えて、手巻き寿司っぽく食べるというのを1970年の末頃あみだしたのだが、これはその後手巻き寿司ブームがやってきて、回転寿司などを経由して全国区入りしたのでビックリした。
それともマグロのツナ缶がポピュラーになり始めた頃には、全国的に同時進行で同じようなことを考えた人がいたっていうことかな。
缶詰めを使ったものが多いのは、やはり保存の簡便さがあるからだろうな。まとめ買いすると、けっこう安かったしね。
これはサバサケの水煮缶を開けて耐熱皿に載せ、そこにマヨネーズ(マヨネーズばかりで恥ずかしい)をひとたらし。さらに醤油をタラリ。
これをトースターで焼くだけなんだけど、マヨネーズが焦げていい感じなのだ。水煮缶は骨まで食べられるし、けっこう重宝したなぁ。
ちなみにサバの味噌煮も安い割にボリュームがあり、ゴハンともよく合うので炭水化物をガバガバ食べる学生にはオススメ。温めて唐辛子をひと振りしただけでもOK。
炊き込みご飯を作ると、ひとり暮らしだとどうしても余るので、それを翌日などにフライパンで炒めて食べてたなぁ。
これが意外といけて(こういうのを旨いと言っているので、友だちに貧乏舌と呼ばれるのだが)、特にゴマ油で炒めると、香ばしくて旨かったような記憶がある。
さて、果たして上記のメニューで「猫飯屋mojo亭」は繁盛することができるのか? ちょっと不安である。
今なら皆さんの考えたメニューを採用する用意があるので、いろいろ“恥ずかしメニュー”を教えてね。