袋の中で熟成していた「超こち亀」


 ぐはっ、すごく前に買ったのに、読むのを忘れていた。

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情けない。知っていて読まなかったのではなく、読むのを忘れていたというのが年というか、なんというか。とりあえず袋に入ったまま2ヵ月ほど放置されていたのを発掘。

こち亀の細かいところは、こちら葛飾区亀有公園前派出所 - Wikipediaあたりを見てもらうとして、まあ、知らない人に説明すると週刊少年ジャンプ(集英社)で連載されている秋本治のマンガっす。1976年に連載が始まって、いまだに続いているというお化けマンガ。

1976年というと、mojoは高校一年生。ペンネームが山上たつひこのパロディーの山止たつひこだった頃から知っている。最近はすっかり丸くなってしまった主人公の両津勘吉も、当時はガサツでワルで、いい加減で、どうしようもない警察官だった。まあ、そこが面白かったわけで、イレズミを入れた戸塚巡査と仕事そっちのけで花札をしたり、町で大暴れしたりするのが面白かったなぁ。道を聞きに来た人を怒鳴って追い返したりね。

まあ、でも根本に流れている部分は変わっていないのかなぁ。本田君(元暴走族の白バイ隊員)は、相変わらず両津が金もうけを企だ時には必ずバイトとしてこき使われ、最後には両津だけが受けるべき悲惨な結末に巻き込まれてしまっているし。

麗子(同じ派出所に勤務)の胸が巨乳になり、何度目かの画風の変化があった頃から、少し方向が変わってきたけれど、とにかく今でも連載は続いている。単行本は152巻出ているんだけど、恥ずかしながら全部持っている。

さて、この本「超こち亀」は、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の連載30周年を記念して作られたもの。

マニアにお楽しみの“こち亀データベース”や"アイコン集"などが収められたCD-ROMなんかもついているんだけど、目玉はたぶんこの本でなければ実現しなかっただろうと思われる他のマンガ家とのコラボレーション。

こち亀の中に、他のマンガのキャラクターが紛れ込む。ぜんぜん想像もしていなかった同じく長期連載のお化けマンガ"ゴルゴ13"と両津勘吉の共演をはじめ、信じられないような組み合わせの合作がテンコ盛り。

まさに、超有名マンガ家の夢のパラダイス…のはずなのだが、し、知らない。この人、誰? ってマンガ家が次か次へと出てくるのだ。その昔は、たいていのマンガ家を把握していたはずなのに、この本に出てくるマンガ家の半分ぐらいは知らないのかも。

入院前の何年か、あまりに忙しくてリアルタイムでマンガを追えなくなってからのツケがこんな形で現れようとは!

いや、名前や作品名は知ってるものもあったんだけど、マンガ自体を読んだことがない作家が多かったのだ。せっかくの記念本なのに、152巻が泣くよ。

悔しいから、このBlogで昔のマンガを掘り起こす作業でもしようかな。昭和マンガの魂を平成の世に蘇らせてみるのも面白そうだ。


Posted at:2006年11月26日 (Sun)at 04:03 午後