血で血を洗う死闘


 3日ぐらい前から、蚊と同居している。

こちらが望んだ同居ではない。いつの間にかやって来た。そろそろ晩秋の声を聞こうかというこんな季節なのに、平然と飛んでいる。時々挑発するかのように、顔の正面から真っ直ぐにやって来たりもする。

これが、なかなか捕まえられないのだ。

しかし奴は知らない。自分の前に仲間がこの部屋に侵入してきたことを。

10日ほど前、ブーンと飛んで来たそいつはどこかに潜んでは、時々アタックをしかけてきたが3日ほどの格闘の末、やっつけた。

その3日の間に、こちらも数ヵ所やられたが、きっちりとケリはつけたつもりだ。

それでホッとしていたら、次の蚊がやってきたのだ。今度の蚊は図々しい奴で、今日はまつげで休憩されてしまった。

場所柄、窓を開けておいてもあまり虫が入ってくることはないのだが、蚊はたまにやって来る。

いったいどこからやって来るのだろう。

ただし、同居を申し込んでくるのは、いつも1匹なのだ。2匹飛んでいることは、まずない。ここんところが不思議である。蚊の世界にも縄張りのようなものがあるのだろうか。

そうえいば一度、エレベーターで巨大な蚊に出会ったことがあるが、まさか奴が親玉ではないだろうな。

とりあえず、言っておく。かいーんだってば!

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Posted at:2007年11月07日 (Wed)at 07:34 午後