今回は7600へのHDD増設のお話です。 いやー何だかひさしぶりの更新だ・・・・
HDD増設に関しては、以前コラムに書いたことがあるのですが、その時点ではTurboMax(その当時はこれしかATA
Host Adapterはありませんでした)はあまり良い選択では無い!!と結論付けておりました(^^ゞ
しかしながら、その後HDDの性能が驚異的にアップし内蔵FastSCSI接続ではHDDの性能を十分に生かせなくなってきました。
さらに、DOS/Vの世界での猛烈な価格競争のおかげで、ATAタイプのHDDの低価格化・大容量化が急激に進んだためATA Host
Adapter + ATA HDDの値段の方が、同容量のSCSI HDDよりも安くなるという現象がおきています。
というわけで、自分で言っておきながらATA Host Adapterを導入いたしました・・・・
まあ、この辺りは臨機応変ということで(^^ゞ コンピューター関連の進歩ははやいですから(^o^)
Macintosh用ATA Host Adapterとして市場に出ているものとしては、大きく別けて2種類あります。
1つはATA/33対応のTurboMax(写真下)、もう一つはATA/66対応のStorage Fighterです。
しかしながらTurboMax(ATA/33)はすでに生産が終了しており、流通在庫のみとなっております。ATA/33ということでインターフェースの最大理論転送速度は33MB/secとなりますが、市場で揉まれた製品でもあり、安定性に関しては一日の長があります。お安く手にはいればお買得な製品と言えます。
一方、最近百花繚乱状態のATA/66 Host Adapterには、加賀電子より発売されているStorage
Fighter、TurboMAXの後継でProMAX社のTurboMAX/66、Acard社のBIG CLAWがありますが、これらは全てAcard社のAEC6260Mと呼ばれるカードを用いた製品で、ハード的には同じものです。ただし搭載されているファームウエアが異なる場合もあります。
この辺りの情報はMidgeさんの所に集まってきておりますので、そちらを参考に(お願いしますねMidgeさん(^o^))
基本的には同じものですので、付属品(HDDやフォーマッタの有無)、保障体制、値段で判断してもらえれば結構だと思います。
ちなみにATA/66はATA/33の次世代規格でインターフェースの最大理論転送速度は66MB/secとなっています。
ところでなんで両方持っているかって????
御興味のある方は掲示板の過去ログを御覧下さい(^o^)
涙なくしては語れない・・・・(^^ゞ
まあ、ちゃんと両方とも動く様になったらもう1台のDT266(Gossamer Rev.1でATAのMaster/Slave未対応)で利用しますので問題ありません(^o^)
では、ATA Host Adapterを取り付けてみましょう!
上記に紹介したATA Host Adapterには、少なくともAdapter本体とATAケーブルが付属しています。あとは必要に応じて、ATA規格の3.5inchHDDとMacintoshにHDDを固定するためのマウンター(ブラケット)を用意します。
ちなみに私の購入したStorage Fighter(以下STF)はHDDとマウンター、さらにはフォーマッタソフトであるB'sCrewLightがセットになっていました(現在はカード単品でも発売されています)。
TurboMAXはATAケーブルのみの付属でした。
ところでHDDマウンターですが、私の所有する7600およびDT266の3.5inchベイでは、上下のベイでHDDマウンターの形状が異なります。
右図左手は下段取り付け用マウンター、右手は上段取り付け用マウンターとなります。STFには右手のタイプが付属してきました。
マウンターを購入する場合は、どの場所にHDDを増設(入れ替えの場合はマウンターを使い回せばOKです)するかを考えて購入していただければと思います。ちなみに、右手のタイプは一応下段のベイにも使えるそうです(私自身では未確認)。
ちなみに、上段に取り付ける場合はマウンターのノッチ(写真で言えば上側)がHDDのコネクター側になるようマウンターをHDDに取り付けます。
逆に、下段に取り付ける場合は、マウンターのノッチがHDDのコネクターの反対側になるようマウンターをHDDに取り付けます。
写真でも、HDDの向きが逆になっているのが判ると思います。
必要なものが揃ったら、あとはMacintoshへの取り付けですがこれはあまり難しくありません(^o^)
Midgeさんの所にAEC6260M(BIG CLAW)セットアップマニュアルがありますのでそちらを参考に・・・・いや、まじで(^^ゞ
でも、それだけでは寂しいので
一応解説しますと。
まず、Macintoshの電源を抜いた後、いつもの様に本体ケース(カバー)を外します。
7600のケースの開け方は、User's Manual の「付録B 拡張カードの取り付け」に書いてあります。
本体に向かって左手にPCIスロットがありますので、取り付けたいスロット(A1,B1,C1)に対応するPCIスロットカバーをネジを外して取り外し、そこにATA Host Adapterをきっちりと差し込みます。差し込む方向は間違えようがないので御安心を(^o^) で先ほど外したPCIスロットカバーのネジでカードを固定して終わりです。
次にHDDを繋ぐ訳ですが、ATA HDDにはMaster/Slaveの設定があります(さらに厳密にはMasterにはMasterSingleというモードもある)。Master/Slaveは1本のATAケーブルに接続することができます。ATA
Host Adapterは2本(プライマリー/セカンダリー)のATAケーブルを接続することができますので、最大で4台のHDDを繋ぐことが可能です。
まずHDD1台をATA Host Adapterに接続する場合はMasterの設定で行って下さい。HDDのMaster/Slave設定方法はHDDの取り説にあると思いますが、見つけられない場合は、各HDD会社のHPに情報がありますのでそちらを参考にしてください。
接続はATAケーブル青の端子をATA Host Adapterに(基本的に2つのコネクターどちらでもOK)、反対側の黒の端子をHDDに接続します。
2台以上のHDDを接続する場合は、ATAケーブルのグレーのコネクターにMaster設定HDD、黒のコネクターにSlave設定のHDDを繋ぎます。ちなみに、ATA
Host Adapter付属のケーブルには両端(青、黒)にしかコネクターが無いものが付属してくる場合が多いです。この場合は別途ATAケーブルが必要になりますが、この時はかならずATA/66用ケーブル(80線)のものを購入して下さい。
私は通常、この状態でCDドライブから、電源コネクターを拝借して、Macintosh本体の電源を繋ぎ起動させて、動作チェック、フォーマット、必要に応じてバックアップを行います(上の写真参照)。ただし、感電の危険性もありますし、電磁波シールドも不十分となりますので、あまりお勧めできるものではないのかもしれません。ただ、動作異常の場合に簡単に結線チェックやHDD設定のチェックが出来ますし、すでにHDDが増設してあってそのHDDの中身を移行させる必要がある場合(私の場合はこれ)有効な方法だと思います。
次にHDDの初期化を行いますが、これはほとんどの場合ドライブ設定で行えます。ドライブ設定を起動して、HDDが見えれば一安心、ドライブを指定して指示にしたがって初期化を進めます。ここで未サポートと表示された場合は別のフォーマットソフトが必要となります。
初期化が終了し、動作確認、必要なバックアップが終了しましたら、Macintoshの電源を落として、電源ケーブルを抜いて、取り付けたい場所にHDDを固定します。
右図は7600の下段ベイにHDDをセットするところです。
この場合、HDD側にATAケーブルを繋いだまま、先にケーブルをベイの中を通してから、HDDに取り付けたマウンターをベイの底面に合わせてノッチがカチッと言うまで押し込んで固定します。
あと、下段のベイに入れる場合は上段のHDDを一旦外さないと電源コネクターの結線が困難だと思います。上段ベイのHDDはHDD奥のマウンターのノッチを持ち上げて、HDD全体を1cm程後ろにずらすと上側にはずれます(ちょっとやりにくいです)。
HDD側に電源、ATA Host Adapter側にATAケーブルを繋いで、上段HDD等を元に戻したら作業は完了です。
ただ、7600の場合ATAケーブルの取り回しに少し難があります。
私の場合は、本体電源辺りを回してプラスチックのPCIスロット蓋のでっぱりをさける様にしてそのまま配線してありますが、本体カバーの開け閉め時に傷をつけたり、強く折れ曲がって断線する危険性が無いとも言えません。私は自分でやっていないのですが、写真(ココ)で示してある部分は、外すことができる様なので、こちらを外して配線するのも良いかもしれません。
では、恒例のSystemInfoによる効果確認です。
TurboMAX(33)とSTFに同じIBM DJNA-371350を繋いで測定してみました。
比較の為、内部Fast SCSIにIBM DCAS-34330の測定結果も掲載します。

うん!!内蔵FastSCSIに比較してしっかり速くなってますね(^o^)
でもHDDが違うからあたりまえか・・・・・(^^ゞ
一応、今となってはあまり速く無いDJNA-371350でもATA/33(TurboMAX)とATA/66(STF)では差が見えますね。
この辺りをもう少し詳しく見るために、ATTO ExpressPro-Toolsで測定してみました。


HDDのキャッシュに相当すると思われる部分の読み込みでやはりインターフェースの転送速度の差が見えている様にも見受けられますが、DJNA-371350クラスのHDDではそれ程差が出ないのが実態ですね。
より高速のHDDを繋いだ場合にはATA/66の優位性がより大きく出てくると思います。
以上、ひさしぶりの更新作業で疲れました・・・・・歳かな・・・・(^_-)
私は7600の様にアップグレードが効かないもので(^^ゞフウ・・・
ギャグが無いな・・・・・
まあいいか^^;