MAXpowr220/100 Clock UP to 275MHz


Newer Technology MAXpowr220/110の装着で無事にG3化された7600。十分に早くなりました、もう十分じゃないですか、一体何が不満なんですか・・・・と自問自答しながらもついつい悪の道!?に引き込まれていく自分が恐い。

今回の改造はハンダごてを使います。当然ながらNewer Technologyの保証はいっさい無くなります。何か問題が生じても当方一切責任持ちません。みなさん、改造は自己責任でね!


実は、何をかくそうMAXpowr220/110を選択した時点で将来のClockUPを前提にしていたのでした。
(だから2ndCache抜いたのよ)

ClockUPと言えばXLR8社のカードが有名です。XLR8社のカードなら、ハンダごてを使用しなくてもカード上に用意されているディップスイッチをいじるだけでBus Speed, CPU Clock 共に自由自在です、当然標準設定よりもClockUPされた状態での動作は保証されていないのですが、通常50MHzくらいのClockUPには問題無く対応している様です。
ところが、Newer Technology社のPCIMacintosh用G3カードでも、唯一、MAXpowr220/110だけがカード上のディップスイッチでClockUPできるのです、いや、できたのです。この話はその道(どんな道や!)では有名だったのですが、より高Clockのカードが売れなくなることを恐れたNewer Technologyは昨年(1998)途中からMAXpowr220/110の仕様変更を行い、98年の夏以降の製品(改良型)ではディップスイッチをどんなにいじっても220MHzにしかならなくなってしまいました。
しかししかし、Newer Technologyにしたって大きな仕様変更はコストアップにつながりますからちょっと変更しただけに留まったようで、少し手を加えてやるとディップスイッチが息を吹き返すのです。
信頼性が高くかつClockUPでさらなるコストパフォーマンスを引きだせるMAXpowr220/110。私がこのカードを選んだ真の理由は、実はこの辺りに隠されていたのです(隠してないって!・・・・自分で突っ込むスタパ斎藤風)。

と言う訳ですので、MAXpowr220/110をお持ちでClockUPしてやろうと考えているあなた、特に、98年夏前に購入した、中古で購入した、近所の駄菓子屋の棚の奥からほこりを被ったやつを購入した方(いねーよ!)、ハンダこてを手にする前にディップスイッチが効くか確認してみましょう。
ディップスイッチは、カードが挿さった状態で本体背面側に近い部分の上にあります。Macintoshを停止して4つあるディップスイッチの内のまん中の2つ、2・3番のスイッチを動かして(どちらか1つ、もしくは両方)再起動してみましょう。その状態で、Appleシステムプロフィール、もしくはNewer Technology社のClockometerでCPU Clockをチェック。もしClockが変わっていればハンダごてはいりません。おめでとう!! 220MHzのままのあなた、残念でした、ハンダごて持ってきましょう。


今回も、猛烈に前置が長くなってしまいました。さっそくClockUP始めましょう。

まず用意するものですが、ハンダごてに加えて4.7Kオームの抵抗が必要です。最近の基板に使われているのはチップ抵抗といわれる小さな抵抗ですが、昔お馴染みのイモムシ型の抵抗でもOKです。私は手許にあったイモムシ型のを用いました。イモムシ型の抵抗を用いる場合は足が長過ぎますので適当な長さに切って用いましょう。

あとは簡単、MAXpowr220/110カード裏のR44の位置に用意した4.7Kオームの抵抗をハンダ付けして終わりです。一応写真にとって見ましたがひどいピンぼけで良く見えませんね(^^ゞ、それに他のハンダ部に接触しそうだ(実はみかけ程危なくはないです)皆さん、くれぐれも自己責任で気を付けて下さいね。

あとは、カードを元通りにスロットに挿して終わりです。これでディップスイッチが効く様になったはずです。


さて、ではディップスイッチをいじってみましょう。
最初は1番から4番まですべてOFFの状態になっているはずです。
とりあえず2番をONにして再起動してみましょう。

いけてますねー。とりあえず250MHzです。

では次は2番をOFFにして3番をONにしてみますと

ますますいけてますねー。これで267MHz、iCandyに並びました。

では、最後に2番3番共にONにしてみましょう。

無事275MHz達成です、パチパチパチ!
私の所では現在275MHzの状態で安定して動いています。CPU温度も32℃程度に納まっています。
ただし、このClockUPは当然保証外ですので動かない場合、安定しない場合もあると思います。安定しない場合は2ndCacheを抜いてみましょう(私は初めから抜いてしまいましたが)。それでもだめな場合はコントロールパネルでBackSideCacheのクロックを1/2以下に設定してみましょう。それでもだめな場合は267MHzもしくは250MHzで動かすしかないでしょう。

では恒例のベンチマーク行ってみましょう!!!!



すばらしい!!予想以上の結果です。なんとCPUテストでは最新のG3/300 B&Wに迫る結果を残しました。SystemBusが100MHzのB&Wに迫るとはたいしたモンだ。まさにNewer Technologyの面目躍如です。G3/300 B&Wを購入しベンチマーク結果を提供してくれた友人のカワムラ氏もカックリきていました。
しかしながらさすがにB&Wに搭載されたATI RAGE128 はたいしたもんですな。今までのATIのグラフィックチップはG3搭載の7600内蔵ビデオ回路にことごとく負けてきましたが、RAGE128はそんなうっぷんを晴らすかのような好成績です。
7600のさらなる強化を目指すには、次はRAGE128搭載のビデオカードですな・・・・・つづく・・・・かな?

ところで、ここまで強化された7600。ただの7600と呼ばれるのはあまりにも可哀相。そこで新しくネーミングすることにしました。その名も

PowerMacintosh G3/275 Beige&Beige 略してG3 B&B もみじまんじゅう!!!!・・・ってか。


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