5. 内蔵HDDのアップグレードを考える
第5回は内蔵HDDのアップグレードがテーマです
掲示板で意外に多いのが内蔵HDDの増設・交換に関する質問です。
増設・交換の作業自体はそれ程難しく無くPowerMacintosh
7600/132 add internal HDDを参考にしてもらえれば良いと思いますが、意外な盲点がHDDの選択の様です。たしかにパソコンショップでHDDを見ると、いろんな種類のHDDが並んでいます。この中からPowerMacintosh7600に使えるHDDを選択するにはある程度の知識が必要になります。
今回も「あほか!そんなことトックに知っとるわい!」と言う方は読み飛ばして下さい(^o^)
HDDにはSCSI接続のものとIDE(最近はATAと呼ばれる場合が多い)の物があります。
最近IDEタイプのHDDが主になってきており、店頭でも数が豊富で、かつ近頃急速に安くなって10Gで20000円以下のものまであったりします。が・・・残念ながら7600には使えません(少なくとも標準状態では、この辺りは後程)。
で、片隅に追いやられている(言い過ぎか(^^ゞ)SCSIタイプのHDDを選択する訳ですが。良く見るとSCSIの中にも種類があります。UltraとかWideとか・・・いったいどれを買ったら良いのやら?
そうなのです、一口にSCSIと言っても実に多くの種類がありそれぞれが規格化されています。
そこで、まずはSCSI規格を知ろう!と言う訳で各種SCSI規格を表にしてみました。

これを見ると、うわー覚えきれん!といった感じですが恐れることはありません。
7600に内蔵するという大前提であればデータービット幅が[8]の物を選べば大丈夫です。
すなわち「Wide」と書いて無いものを選べば大丈夫です。
注:データービット幅が[8]のタイプでもHVDのディファレンシャルタイプは信号電圧が高く使えません。しかしながら、私の経験ではパソコンショップでHVDのディファレンシャルタイプを見かけたことはありませんので、あえて大丈夫と言い切ります。ただし責任は持ちません(^o^)
これで内部SCSIバスに接続できHDDは選択できたのですが、さらに注意が必要です。
それが使用電力と発熱の問題です。
記憶装置に許容される使用電力は、普段あまり見ることの無い本体付属のTechnical Informationに書かれています。
| 電圧 | 電流 | 電力 |
| +5V | 9A | 45W |
| +12V | 3A | 36W |
| +12V | 7.5A(ピーク時) |
すなわち、CD-ROMドライブを含めた内蔵記憶装置トータルの電力が上記を超えなければ仕様内ということになります。
HDD表面には使用電力が記してあると思いますので合計が超えない様、注意して選んで下さい。
参考までに私の7600に標準で内蔵されていたQUANTUM FIREBALL TM1280Sは平均でTotal
6W、増設したIBM DCAS-34330は平均でTotal 5.9Wとなっています。
さらに発熱の問題ですが、これは一概に言えません。
7600内蔵を前提とした場合、少し前なら5400rpmタイプがお勧めとされていたのですが、現在では7200rpm以上の製品が主流となり5400rpmの物は見つけにくいのが現状です。ただし7200rpmタイプの発熱量も随分改善されているようなので7200rpmタイプを選択しても大丈夫だと思います。その場合、なるべく使用電力の少ないものを選びましょう。あとIBM製品の発熱が比較的少ないと言われています。私自身がデーターを持っている訳ではないので断言はできませんが参考までに。
さて、以上が普通の7600内蔵HDD増設・交換に関する解説です。素直な皆さんはここまで読んでHDDを選びましょう。
以下では、すこしイレギュラーな7600内蔵HDD増設・交換方法を紹介します。
前にも書きましたが、最近はIDEタイプとSCSIタイプの値段の差がばかになりません。大容量の物になるとSCSI台の値段でIDE2台買えちゃいます。なんとかIDEタイプが使えないかなーと考えるのが人情と言うものです。
少し前までは7600にIDEタイプのHDDを繋げることは不可能でしたが、最近少し状況が変わりました。
有名なのが話題のTurboMAXです。詳しい仕様等はリンクを辿って調べていただければ解ると思いますが、簡単に言えば、PCIバス用のIDEインターフェースで、TurboMAXを挿すことにより一応4台までIDE
HDDをつなげることができます。
ただし7600を前提にした場合いくつかの欠点があります。
お値段は20000円程度と比較的安いのですが、一台繋げるだけにしては高いと感じます。
そこで、現時点でのMobyのお勧めはCENTURY
CORPORATIONの3.5" IDE>SCSI INTERNAL CONVERTER KIT"Type CHB-35INT"
です。
IDEをSCSIに変換する下駄を履かせますから12mmほど厚さが増えることに注意すれば、これ結構いけると思います。お値段も9000円程度とお安くなっております。これならIDE
HDDと足してもSCSI HDDより安いです。PCIスロットも潰しません。
CENTYURYさんはPowerMacintosh 7600/132 add
internal HDDで紹介したWide-Narrow
SCSI Converter CNV68-50も3000円以下の価格で提供してくださってます。
いやーCENTURYさん、いー仕事してますねー(ちょっと古い?!)・・・Type CHB-35INTくれないかな・・・よいしょ!
