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Carbon

こちらは、Carbon プログラミングの本。
全体的に、新規の本は Cocoa が多いような気がするけど、
Carbon も負けず劣らず重要。
特に、本格的に配布するプログラムを作るには、
Cococ だけでは機能が足りないので、Carbon は必須。
そんな、Carbon プログラミングの本です。

本のサイト:

- オライリー・ジャパン
- Oreilly
- サンプルソースコード

Amazon.co.jp:

- 入門 Carbon(翻訳)
- Learning Cargon(原著)

入門 Carbon
(Learning Carbon)

Apple Computer Inc. 著
(英語、翻訳有り)

オライリーからの、Carbon 入門の本。Cocoa の項目で紹介している、入門 Cocoaとの兄弟本だね。この本も、入門 Cocoaと同じく、Apple が書いていることになっている。

本を通して、1 つのチュートリアルが紹介されている。「月旅行計画」という壮大な名前のアプリケーションだけど、要は単位変換ソフトだ。このソフトの作り方を通じて、Project Builder と Interface Builder の使い方、Carbon イベント、メニュー、ローカライズ、印刷、プロパティリスト、ファイル、ヘルプ、アイコンといった項目が紹介されている。

トピックの選別は、たしかに月旅行計画アプリケーションを作るには十分だけど、もうちょっと幅広く欲しいんじゃないかな。画像の描画とか、GUI コントローラについて、もうちょっと記述が欲しいと思う。

あと、各章の書き込み具合にけっこうばらつきがあるんだ。実は、印刷とファイルの章が、他の章に比べて、すごく内容豊富に書き込まれている。おそらくは、章ごとの担当者の熱意の差か?

とりあえず、Carbon プログラミングの最初の 1 冊にはなるでしょう。1 週間で Carbon を始めるとっかかりが欲しいときに使える。でも、本格的にプログラミングを行うには、別の本が欲しくなるね。

本のサイト:

- SAMS

Amazon.co.jp:

- Carbon Programming

Carbon Prgramming

K.J. Bricknell 著
(英語)

SAMS から出ている、Carbon プログラミングの本だ。

これもまた、気合いの入った本。ページ数は 1,500 ページを超えている。Carbon のすべての要素を網羅した、リファレンスとしての役割を目指しているようだ。解説のターゲットとしては、Mac OS 8/9 と Mac OS X の両方を対象にしている。カバーしている範囲は十分。Carbon API の GUI 周りを中心に、幅広く取り上げられているよ。

説明は、なんというか、さらっとしているね。すでに Carbon プログラミングの経験がある人を対象にしている感じだ。でも、図版やテーブルは多く、分かりやすく見返しやすい構成になっている。リファレンスとして、便利に使える。また、ヘッダファイルから抜き出したような、定数や関数プロタイプの一覧も載っている。残念ながら、関数については説明は見当たらない。

あと、サンプルプログラムも収録されているんだけど、あまりコメントがついてないソースコードがだらっ、と書いてあるだけ。これはどうかなー。確かに役には立つんだけど、プログラムの解説をきちっとやるか、せめてもう少しコメントを付けてほしいな。

何にしても、Carbon プログラミングをするには、とても役に立つでしょう。本格的なプログラミングをする人には、必携の一冊。