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HMDT - Back Number / April, 2003 |
April, 2003
昨日、認証が必要な曲を1回 CD に焼いて、もう一回エンコードしてやれば認証が外れる、って書いたけど、音質に変化がないか聞き比べてみた。 不可逆な変換を2回かますわけだから、とうぜん同じものはできあがらない。もとの AAC と、CD から MP3 にしたものを聞き比べてみると、う〜ん、確かに音は違う。MP3 の方が若干こもった感じ。でも明確に分かる劣化っていう感じではないなぁ。AAC を聞かないで MP3 だけ聞いたら、ぜんぜん問題ない感じ。適当な環境で、適当な耳で聞いただけだけど。 そもそも原盤から AAC に落としたときに、すでに情報は落とされているわけでしょ。それを MP3 にしても、落とすべきものはほとんどないんだから、あんまり変わんないんじゃない?実際、MP3 の方がファイルサイズ大きいし。AAC が 5M で、MP3 が 6.1M。情報量が増えたわけではなくて、圧縮アルゴリズムの差だろうけど。100% 同じではないけど、実質変わらん気がする。
iTunes 4 と iTunes Music Store で売られている曲には、著作権保護機能が付いている。Music Store で認証を受けないと再生できない仕組みだ。が、itoya_laboratory*net_news の 5/1 によると、この認証を回避することができるらしい。早速試してみよう。 やり方は簡単。iTunes Music Store で曲を買ってきたら、CD に焼く。その CD を再びリップする。これだけ。やってみると、おぉ、確かに認証フリーのファイルが出来上がった。、、、って、おい! どうも、CD に焼くときに著作権情報がなくなるらしい。それで、CD にがんがん焼けるんだったら、始めっからきちんと認証する気ないでしょ?>Apple。 この程度の保護機能で、大手のレーベルが賛同しているのが訳分からん。日頃、あんなに口喧しく著作権保護をわめいていたのはなんだったんだ?Jobs のことだから、うまく丸め込んだのか?たとえば、コピーを強化するよりも、ゆるい保護でがんがん売った方がもうかるよ、っていう感じで。うーん、でもほんとにこれでオッケー出たなら、いままで一生懸命認証ソフト作っていた人がバカみたいじゃないか?
かねてからの噂どおり、iTunes がアップデートしたね。何をいうにも、今回の目玉は音楽配信でしょう。待ちかねていたよ、このサービス。早速、買わねば! というわけで、Music Store にサインイン。iTunes のソース(プレイリストから名前が変わった?)から、ミュージックストアを選ぶだけ。簡単。ずらっとアルバムが並ぶ。これがすぐ買えるのか。考えるだけで、くらくらしてくるよ。 思いつくままに何枚か購入。おぉ、ダウンロード速っ。CD からリップするのと、感覚的に変わらんぞ。そして聞く。うーむ、音質も悪くない。外部スピーカだと CD に負けるけど、ヘッドフォンで聞く分には問題ない。 使ってみて思ったのは、欲しいと思ったときにすぐ買える、というのはたまらなく魅力的であること。初めて使ったとき Amazon もすごいと思ったけど、あれは注文したものが届くのに2、3 日かかる。それが数十秒に短縮されたようなもんだ。あぁ、すばらしすぎる。 今まで目に見えていたけど、透明の箱の中にあった未来に、すっと手が届いた感じ。Apple らしい。きわめて Apple らしい。次々、衝動買いしてしまいそうな自分が恐いっす。 ちなみに、当方アメリカ在住です。念のため。
Think Secret によると、Apple の株主総会で、Java 3D について質問されたところ、Jobs は短く、「作業を行っている」と答えたとのこと。 おぉ、Java 3D でもなんかやっているんだ。いまさら感もただようけど。
Apple の developer の Sample Code のページに、Quartz Extreme のサンプルが登場。3D である OpenGL と、2D の Quartz を、Cocoa 上で一緒に動かすサンプルだ。いままであったの?よく知らなかったけど。
スクリーンショットを撮ったら、ボールがゆがんでしまったのもご愛嬌。たぶん、スクリーンショットのプロセスと、OpenGL の描画プロセスが同時に VRAM にアクセスしてしまったからか?
もう 1 つは、Cocoa のビューの上で OpenGL を表示する GLChildWindowDemo。いままで違うところは、OpenGL に重ねて 2D の描画もできてる。
この図だとちょっと分かりにくいけど、後ろのキューブは OpenGL で描かれている。上にかぶさっているラインはアニメーションしている。さらに、マウスドラッグでキューブを回転する事ができる。 このソースコードを使えば、ウィンドウ上の GUI を OpenGL を使って作る、なんてこともできそう。これは面白そう。
OS News に、Cocoa の簡単な解説記事がでてるよ。他の環境を使っている人に対して説明するような、基本的な内容だ。 いや、ちょっとタイトルが気になっただけ。別にどうでもいいんだけど。
ここでも何度かとりあげたけど、Mac OS X 10.3 の噂をあちこちで見かけるようになったね。1-click 機能が統合されるとか、複数ファイルをプレビューできる「パイル」という機構がつくとか。あと、ファイルシステムとかの話もあるんだけど、ちょっといままでと雰囲気が違うと思わないか? Mac OS X 10.0 が発表されたのが 2000 年の頭。いま調べたら、2000 年の 1/16 日だった。そのときは、UNIX を基礎とした堅牢なシステム!とか、とってもきれいな Aqua インタフェース!とか、Quartz と OpenGL によるグラフィック!っていう口調の売り文句だったよ。 もちろん、いままでの Classic な Mac OS がダメダメで、まともなシステムに移行したくて Mac OS X にしたんだから、技術的なポイントを上げるのはとうぜんだよね。でも、Mac といえば何をさておき「使いやすさ」だったでしょうに。それがどっかにいってしまったよなー、と思っていた。 それから 3 年の月日が流れた。その間に Mac OS X は、バグが取り除かれて、パフォーマンスもチューニングされてきた。もちろん、技術者が新しいシステムに慣れてきた、っていう背景もあるでしょう。いよいよ、Mac が Mac らしさを取り戻す時期が来たんじゃないの?いままで、土壌を整えて、種を撒いてきた。ついに芽が吹き出すときじゃないのか? 何の根拠もない、個人的な思い込みなんだけど、10.3 からは「Technology から experience への回帰」になるといいな。技術的基盤を整備するフェーズから、コンピュータとの新しい経験を開く段階へ!、、、ぽつぽつ出てきてる技術や噂を眺めていると、なんかそんな予感がするんだけど。普通、こういう市場への提案型の製品は、強力なリーダーシップがいるんだけど、Apple にはジョブスっていう独裁者にして言葉巧みなペテン師がいるから、大丈夫でしょう。あー、WWDC の基調講演、早くみたいなー。
ranchero software 経由、Karelia Software がソースコードをオープンにしてるよ。 Cocoa アプリケーションで使えるソースコードをランダムに出しているらしい。どっちかっていうと、Cocoa 1001 のテイストに近いかな。 紹介されているトピックの一部を抜き出してみると、bzip2 で圧縮、解凍する、NSFileManager でエイリアスを解決する、HTML から HTML タグを取り除く、検索と置換を行う一般的な方法、などなど。 眺めていると、新たな発見があって面白いかも。
Finder よりも Finder らしい Finder を目指す、Path Finder で有名な CocoaTech が、Path Finder で使われているフレームワークをオープンソースにしているよ。 CocoaTechBase と CocoaTechFoundation っていう 2 つのフレームワークが公開されているんだ。Cocoa を使って Finder ライクなプログラムを組みたい人は、ぜひ参考に。
Omni Group が、OmniWeb 4.5 sp 5 を公開しているけど、WebCore v73 が使われているぞ!ソースコードも公開中。Omni、仕事早いよ。
Safari v73 では、チルダ化けは問題ないみたいだけど、日本語コード自動判別は、あいかわらず効いていないようだ。というわけで、WebCore のコードの中の日本語コード自動判別を有効化する、WebCoreHMDTv73 をまた作りました。よかたったら、Safari Developer News の方から、ダウンロードしてください。くれぐれも自己責任でお願いします。
待望の Safari public beta 2 が来たぜ!ここからダウンロードできる。Public beta だから、遠慮なく落とそう!ビルド番号は、v73 になっている。public beta 1 からの主な違いは、なんといってもタブブラウジング、あとフォームの自動入力、日本語含む国際化とかかな。 いまのところ、ソースコードはまだ v68 のままのようだ。そのうち置き換わると予想されるから、追って、また。 追記)v73 のソースコード、ダウンロードできるようになったぜ!Darwin の WebCore のページから落とせる。
Ken Bereshkin's Radio Weblog 経由で、Internet-Enabled Disk Images の記事を発見。 ほら、最近 Safari とかをダウンロードしたときに、いつもと何か違うことに気付いたでしょ。Safari のアプリケーションファイルは、Disk Image、つまり .dmg ファイルで提供されるんだけど、ダウンロードしてマウントされた、と思ったら、元の .dmg ファイルが消えて、Safari だけが残ってたじゃない。 これを、Internet-Enabled Disk Image というらしい。HMDT では、これを「インターネットできるディスクイメージ」と、恥ずかしく呼ぶことにしよう。以前のファイルダウンロードだと、イメージをダウンロード→ダブルクリックしてマウント→ファイルをコピー→イメージをアンマウント→イメージを削除、とめんどくさい手順が必要だったんだ。でも、この「インターネットできるディスクイメージ」だと、リンクをクリックすると、マウント、コピー、アンマウント、削除を自動的にやってくれるんだ。なんて素敵!と、いうのが売り文句らしい。 これは、10.2.3 以降の Disk Image でサポートされている。このディスクイメージを作るには、コマンドラインで hdiutil を internet-enable オプション付きで呼び出すとできるらしい。詳しくは、こちらを参照してくれ。 機械作業的な手間を一つでも減らしたい、っていうアプローチはとっても Apple らしくて好きだけど、.dmg ファイルを残しておきたいときもあるよな。使うのに、ちょっと判断がいるような気がする。
Safari Developer News 更新報告。Omni が WebCore を含む OmniWeb の一部のソースコードを公開しているぜ!これで OmniWeb 4.5 sp の謎に迫れる!
Safari Developer News 更新報告。Omni が WebCore と JavaScriptCore を利用した、OmniWeb 4.5 sp1 を公開していたぜ。起動には、OmniWeb のライセンスが必要。WebCore と JavaScriptCore は v68 ベースの模様。
Straw Hat さんが、Carbon-Development メーリングリストに投稿されていた、FSSPec vs. FSRef の日本語訳を公開しています。ファイルシステムの取り扱いで、困ったことがある人は、ぜひ。
LoopRumors! によると、Panther では Amazon の 1-click 技術を搭載して、ショッピングが OS の一部になるらしい。 そう来たか!1-click が OS の一部?訳分かんねーよ! そういえば、その昔 Apple が QuickTime を発表したとき、なんで OS が動画をサポートしなくちゃいけないんだ?っていう話があったな。でも、いまではメディア関連の技術は重要なファクターでしょ。1-click もそれと似たような感じに、、、なるのかな、これ?
Safari Seed 中止へのコメントを改訂したよ。 アップルルームから該当記事のバックナンバーが削除されたようなので、こちらのコメントも削除、変更してみた。この文章の目的は、パブリックベータと seed の違いを説明することと、アップルルームへの記事に惑わされないよう警告することだったからね。後者の記事が削除された以上、こちらのコメントも削除した。ただ、アップルルームの管理人が何を思っているのかは、理解しかねているけどね。
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