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HMDT - Back Number / Mach, 2003 |
March, 2003
itoya_laboratory*net_news の 3/28 によると、Mac OS X 10.3 で BeOS のファイルシステムである BFS に似たファイルシステムがサポートされるかもしれないらしい。ネタ元は MacBidouile.com の記事らしい。OSNews の記事も参考になる。 詳しい解説ははぶいて簡単に要点をまとめると、
といったところらしい。最初の 3 つは、とにかく速くなるっていうこと。面白いのは最後の 1 つ、ファイル属性の無限化だ。ファイルの属性を好きに拡張できるらしい。普通は、サイズとか変更日時ぐらいしかつけないんだけど、MP3 の ID タグをつけたり、HTML ファイルの URL を付けたり、なんでもできるらしい。これによって、ファイルシステムがまるでデータベースのように働く、検索処理速度向上!、、、らしい。 Google をあさったら、古い記事だけどこんなものが出てきた。あー、そういえばたしかにそんな話あったかも。実際どのくらい速くなるかは未知数だけど、デベロッパにとってまた新しいおもちゃが増えるようだ。 (追記:ご指摘をいただいたので、ちょっと書き直しました。OSNews の記事は 10.3 の話とは関係なくて、MacBidouile.com の記事の方が出所のようです。申し訳ありませんでした。)
Safari Developer News にも書いた通り、WebCore v68 と JavaScriptCore v68 のソースコードがダウンロード可能になっているぜ!
この前の続きになるけど、Safari の seed プログラムの公開中止を受けて、何が問題になるのかをまとめたぜ。この記事だけは、デベロッパ向けじゃなくて、ユーザ向けに書いたぜ。あと、やりたかなかったけど、今回の件に関してアップルルームというサイトを批判する文章も含めたよ。ご意見はメール(mailto: mkino@xd5.so-net.ne.jp)でくれると嬉しいけど。 「Safari の Seed プログラム公開中止に関する意見と、Web サイト「アップルルーム」の 3/24 の記事に対するコメント」
Safari Developer News に書いたけど、Apple が Safari の Seed デベロッパへの提供を中止したらしい。それについて書いてみた。ちょっと長いぜ。 まず経緯を簡単に説明しておくと、Apple はサードパーティのデベロッパといくつか契約を結んでいるんだ。ADC (Apple Developer Connection) って呼ばれるプログラムで、無料の Online から、年間 $3,500 かかる Premier までがある。Online は、HMDT みたいな趣味のプログラマ向けみたいなもので、Premier は実際に製品を作っている会社向けの契約だ。で、Premier とその下の Select っていう契約にすると、パブリックリリース前のソフトウェアを試用することができるんだ。その目的は、たとえば OS のアップデートに対して、製品アプリケーションをいち早く対応させたりするため。このソフトウェアを Seed ソフトウェアって呼ぶし、Seed ソフトウェアを受け取ることができるデベロッパを Seed デベロッパって呼ぶんだ。 Seed デベロッパは、とうぜん NDA、つまり守秘義務契約を結ぶ。提供される Seed ソフトウェアを外部に漏らさない、っていう契約だ。だけど破っちゃう人はいるわけで、Seed ソフトウェアが流出することはしょっちゅうある。Mac OS X のプレビューバージョンや、今回のように Safari がリークされるみたいに。で、Apple としては Seed ソフトウェアがそんなに流れ出ちゃうんじゃたまらん、っていうんで Safari を Seed デベロッパに公開するのをやめた、っていうことらしい。 さて、ここからは HMDT の私見を書くよ。まず Apple が NDA を結んで、Seed デベロッパにだけソフトウェアを公開すること。これは当たり前のことだ。OS ベンダは新しい OS を作ったら、できるだけ早くアプリケーションベンダに対応してほしいからな。そのためには未完成品を渡して作業してもらわないといけない。だけどそれは多数のバグを含んでいるので、一般に公開することはできない。そんなことをしたら、多数のユーザに迷惑をかけることになるから。 じゃあ、その Seed ソフトウェアを公開したデベロッパは?責められるべきはこいつでしょう。Apple と NDA 結んでるなら契約違反じゃねーか。お前が悪い! その次、リークされた Seed ソフトウェアを公開したり、その情報をのせたり、ダウンロード先を掲載しているようなサイトは?まず、法律的にいうとどうなんだろ。Apple と直接契約しているわけじゃないし。ただ画像を載せていると、著作権法違反で訴えられるのかもしれない。誰か詳しい人教えて。じゃ、道義的に見ると?はっきりいっちゃうと、Seed をもとにうわさ話をするのは楽しくはあるんだよね。このサイトでも何度か Safari の Seed の紹介をしたし。でもダウンロードして使うとなると、、、うーむ、つーかそんなに使いたいか?だって、Seed のプログラムなんてバグだらけで使い物にならねーぞ!?いちおう前提では。それをもとに「新しい Safari は不安定だ」とか「Safari のタブは糞だ」とか言うのはぜんぜん筋違いだろ。まして、それをもとに要望メールががんがん来たら、Apple もたまらんだろうに。 だから、HMDT の意見は、
ってとこ。 ただねぇ、いつも思っていることだけど、なんか Apple に対して勘違いしている人がいやしないか?Apple は企業だよ。ボランティア団体でもなければ、税金で動いているわけでもない。その目的は、ユーザに責任ある製品を提供することと、利益を上げること。開発体制は、一部を除いてオープンソース方式ではない。Seed プログラムの流出は、責任ある製品開発ってことを危うくすることなんだ。Apple が警戒するのは当然でしょう。 もちろん、ユーザの声を Apple に届けるっていうのは、すごくいいことだと思うよ。何でも言いたいことを言っていいさ。「こういう Mac が欲しい」「このソフトウェアはここが気に入らない」っていう声はいい。でも「Apple はすべての情報を公開すべきだ」「Apple はユーザの声をすぐさま取り入れるべきだ」っていうのは違うぞ。Apple にはそんな義務はない。公務員じゃないんだから。生活必需品を作っているわけでもないし。 Apple は、ハードウェアとソフトウェアを販売して利益を上げている企業だ。高々業界10位かそのへんの力しかない。でも出す製品はイノベーションに溢れているし、ユーザの活動は活発だ。その辺のとこ押さえておけば、企業とユーザの間にもっと建設的な関係を築けるはずだよ。
Apple のプレスリリースによると、Panther こと Mac OS X 10.3 の完全なプレビューをリリースするために、WWDC (Worldwide Developers Conference) の日程と場所を、5/19-23 San Jose から 6/23-27 San Francisco に変更するとのこと。 マジすか!?いや、おれは関係ないからどーでもいいんだけど。すでに予約とかしてしまった人は大変だろうに。Apple のやることは相変わらず信用ならないのぉ。戦争は、、、関係ないかな、これには。
お笑いパソコン日誌で知った、TidBITS に面白いことが書いてあった。Mac OS X でスクリプト不可能だったことを可能にする、っていう話だ。ほほぅ。 最初にタネをばらすと、Accessibility API を使っているんだ。Accessibility API は、Jaguar で導入された機能で、ユーザインタフェースの多くの部分をプログラマブルにできる。たとえば、ウィンドウにあるボタンを押したり、メニューを選択したり。と、いうことは、だ。Accessibility API を AppleScript で叩くことができるならば、すべてのユーザインタフェースを AppleScript で操作できるんじゃないか!?つまり、 AppleScript -> 仲介アプリケーション -> Accessibility API -> ターゲットのアプリケーション っていうパスを作ってやるんだ。実は、この仲介アプリケーションはすでに提供されているんだ。っていうのが記事の内容。 GUI Scripting がそれ。このページには、いろんな GUI 操作のサンプルスクリプトも乗っている。ふーむ、面白い。いろんな応用が考えられそう。AppleScript だけじゃなくて、Cocoa からも使えるのもいいよな。
前にも書いたかもしれないけど、mkino は OmniOutliner が大好きだ!文章書くときは、まずこれで書いている。そんな Outliner が version 2.2 にアップデートしていた。今回の目玉は、XML 書き出しに対応したこと。 2.1 では OPML っていうのに対応していた。Outline Processor Markup Language のことらしい。まぁ、これでもいいのかもしれないけど、OPML だと Outliner のドキュメントの情報を全部反映できないみたいんんだよね。一部丸められてしまう。
たとえば、Word フォーマットへのコンバートを考えると、右の図のようになる。まず、Outliner でのドキュメントを作って、XML で書き出す。そうすると、.xmloutline っていうドキュメントができる。これは XML ファイルの 1 種だから、XSL で変換できる。適切な XSL があれば、Word 形式にコンバートできる。 実際、Omni でこの変換のサンプルを公開しているんだ。OmniOutliner Extras に AppleScript とかのサンプルがあるんだけど、この中の Export from OmniOutliner to Microsoft Word っていうのが、Word へのコンバートだ。 このサンプルの中には、.xmloutline の DTD と、Word へコンバートする XSL が入っている。さらに、これを Ouliner アプリケーションから呼び出すこともできるんだ。それには、サンプルに付属している AppleScript を使う。Outliner の AppleScript メニューから呼び出せるんだ。ただし、XSL のための osax が必要。XSLT Tools Scripting Addition というものが使える。 ふむふむ。ここまではよくある XML の変換の話だ。似たようなことはテキストエディタでもできる。では、ポイントは?OmniOutliner 自身の力を忘れてはいけない。Outliner は、階層構造とテーブル構造を柔軟に扱うことのできるエディタだ。さらに、テーブル構造内にチェックボックスや、ポップアップメニューを含むことができる。つまり、XML のような構造化されたドキュメントを書くのに、とても魅力的なエディタなんだ。XML 書き出しに対応したことで、XML エディタとして使うことができる。しかも、AppleScript を使えば、XSL を呼び出すこともできる。 これは、いろんな応用が考えられるな。Word や Keynote へのコンバートは初歩的なもの。たとえば、Outliner で日記を書いて HTML にコンバートするっていう、tdiary や blog 的な使い方も考えられる。OmniOutliner と AppliScript と XSL で構築する、自動 HTML 日記システム。これは面白いかも。
Cocoa Programming Tips 1001 をマイナー・リニューアルしたぜ! 変更は見やすさを重視してやってみた。いちばん分かりやすいのは、ソースコードの書き方を変更。いままでの白文字、青バックから、黒文字、白バック、およびシンタックス・カラーリングをしてみた。キーワードとコメントは別の色で表示してみたよ。 他のページもこんな感じにぼちぼち直していきます。ほんとはいっぺんにやりたかったんだけど、ページ量多くなりすぎ。
Mac OS X の Java 1.4.1 がリリースされてたぜ。ソフトウェア・アップデートから入手できるぞ。 ようやく、というか、いまさらという感もある 1.4.1 のリリース。これでやっと Windows や Linux に追い付けたんでしょうか。リリースノートはこちら。1.3.1 からの変更点はこちら。めぼしい変更点を上げると、
そして、おいおい、って思ったのが、
QT for Java の取り扱いは、こちらで案内が出てる。それによると、Java の実装が変わったのでいくつかの技術が動かなくなった。QT for Java もその 1 つだ。デベロッパのニーズを知りたいので、QT for Java を使っている人は連絡をくれ、と。 どうも、QT for Java があんまり使われていないようだから、サポートを打ち切るかも、っていう雰囲気だなぁ。たしかに、QT for Java って使い道があんまりないような気が。始めは、アプレットでインタラクティブな動画を扱うとか、Java デスクトップアプリケーションで QT を使いたいとか、あったのかもしれないけど。今は、ブラウザ上でのインタラクティブなコンテンツは Flash だし、デスクトップの Java アプリケーションはまったく見込みなしだし。 とりあえず Mac OS X の Java は進化を続けているようだけど、デスクトップアプリケーションには使いにくいよなぁ。使うとしたら、サーバサイドの Web アプリケーションだよな。そう考えると、Swing の改善はそんなにうれしくないのかも。
Chimera が Camino って名前に変わったけど、それに対するうんちく。 Camino ってのはスペイン語で「道」の意味。ブラウザ「道」。そう、このブラウザは世界中に広がるインターネットというサイバースペースへの道を意味しているのです、、、ってことはないと思う。 えっと、アメリカって国はとにかく通りに名前を付けるんですよね。どんなに小さい道でも必ず名前を付けて、それが住所になる。有名なものでいえば、New York の Broadway とか。ちなみに、Broadway っていう通りは、アメリカのあちこちの地方都市のダウンタウンにもかならずあったりします。日本でいうと、「何とか銀座」が地方都市にあったりするようなものかな。 で、Hyatt がどこに住んでいるかは知らないけれど、Apple 本社があったりするカリフォルニアは、歴史的経緯からスペイン語で付けられている道の名前が多いんですよ。そんな中で、比較的メジャーな道の名前に "El Camino Real"(エル・カミーノ・レアル)ってのがあるんですね。Camino ね。El Camino Real ってのは「王道」とか「皇道」って意味です。王様の道。この名前の由来はというと、その昔、西洋人がアメリカ西海岸に銃とキリスト教を武器にして征服にやってきたとき、あちこちにキリスト教の伝導所を立てたんですよ。たしか 20 数カ所。その伝導所同士を結ぶ道のことを王様の道、El Camino Real って呼んでたらしいです。そこを拠点にして、原住民を追いやってたわけですね。その道の名前が、今も続いているのです。 そんなわけで、カリフォルニアには El Camino Real っていう道がいくつかあります。そしてもちろん、San Jose にもあります。だから、Hyatt が Camino という名前を決めたいきさつは、「うーん、なんて名前にしようかなー。そうだ、シボレーの El Camino っていうトラックはかっこ良かったなー。あっそうそう、昨日 El Camino Real のレストランで食べた飯はうまかったなー。そうだ、Camino にしよう!」という感じかもしれません。たぶん、違います。 関係ないですけど、San Jose の El Camino Real には、アジア系のスーパーやレストランが多かったりします。あと、わたしもアルフレッド・リードの El Camino Real は好きだったりします。
昨日の続きの日本語訳仕上げたよ。Safari Developer News の方も更新したんで、そちらもどうぞ。
Surfin' Safari で、タブブラウザに対する考察がされているぜ。とても面白いので、日本語訳を書いてみた。今日のところとりあえず半分。Safari Developer News の方でも取り上げているぜ。
Scott Collins さんが、Konfabulator の開発情報 The beginning Widget Writer's Guide を公開しているよ。Knofabulator の XML の書き方を、丁寧に説明しています。英語だけど。
やっと iMac 届いたよ。えへへ。17 inch の 1 GHz。 画面でかっ。処理速っ。いままでの PowerBook と比べたら、まったくの別世界。時間は金で買えるなぁ。 mkino にとっては、実に Color Classic 以来のデスクトップ機。もう 10 年以上前か?ずっと PowerBook 人生を歩んできたんだ。久しぶりのデスクトップは、快適の一語に尽きるよ。液晶 iMac は画面が比較的上にあるから、姿勢がよくなる。キーボードも PowerBook に比べれば打ちやすい。ちょっとすかすかな感じがいやだけど。ノート PC は理屈ではデスクトップの代替になるけど、やっぱりよくできたコンパクトなデスクトップの方が、圧倒的に快適。 というわけで、個人的には非常に満足度の高い買い物でした。やっぱり、画面はでかいに限る。
話題沸騰 Konfabulator。見た目の美しさが目を引くよね。とっても興味があるんだけど、狭い PowerBook の画面では辛そうだから、大きい画面の iMac が来るまで、ちょっと待ってる。 技術的な面から見ると、Konfabulator は XML と JavaScript からできているんだ。それだけだときついから、AppleScript やシェルスクリプトも呼び出せるようになっている。ということは、Cocoa の Foundation でコマンドラインアプリケーションを作れば、それを呼び出せるのかな? そんな Konfabulator だけど、鳶島工房さんで開発情報のコーナーがスタートしてます。おぉ、分かりやすくて読みやすい。続きに期待です。
実はいま、iMac を注文しているんだけど、絶対今日来ると思ってたのに来なかったよ! トラッキングで見ると、すぐそばまで来ているのに。一日中待っていたのに。くそー。
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