舞人は1996年に生まれ。現在小学三年生(2006年3月地点)で、風呂は家族一緒、そしていつもママ舞人3歳の頃と抱き合って寝てる日常(左画像は3歳の頃)。ピアノは3歳頃から始め、バイエルとかソルフェージュとかひととおりやってきた。もちろん僕はコードを軽くくらいしか弾けないので、ピアノの先生にお任せっきり。習い始めた当時は、人差指で鍵盤押すのがやっとという感じだった。手もちっちゃいし。それが何年か経って両手で弾けるようになり、発表会も何度か経験し、今ではとても追いつけないくらいになってきた。息子を賞賛するという余裕よりはむしろ、「あの時、一緒に始めて努力していれば、オレだって…。。」という自省の気持ち(笑)。
 2005年の秋頃、ギターを始めたいと本人から言ってきた。ピアノをきちんとやっていればどの楽器へもいける、ということを思っていたので、まだ指が小さいからしばらくはピアノだけ、とも言いたかった。でも本人の好きなのはギターサウンド満開なオレンシ"レンシ"。しきりにエアギター的しぐさが多くなってきたこともあって、ショート・スケールよりもさらに小さめなサイズのエレキ・ギターを記念に買ってあげることにした。同時にギターのレッスンも開始。毎週月曜日のピアノ教室の後、事務所に立ち寄って1時間レッスン。他の生徒さんと同じくきちんとやるように決めた。レッスン代ももちろん受付で払わせて(まぁ、1時間50円という身内謝恩価格だけど)。1〜2ヶ月経った頃からFコードなども押さえられるようになってきた。なにしろストラップにギター下げて毎日弾きまくってたから、当然といえば当然かもしれない。
 まだ早いかなと思ったが、コードの仕組み、コード・フォームの作り方も教えてみた。△3rdとか9thとか13thとか。そしたら「E△7(9)コード押さえてみぃ」というと、しばらく考えてコード・フォームを作れるようにもなってきた。プレステ2などゲームの世界だと、大人は小学生にかなわないのが通説だが、物覚えの良さというのはやはり大人より早い気がする。細胞レベルの問題か。2006年になると、ビートルズの曲の譜面を渡しても、ほぼ初見でコードを押さえられるようになってきた。
 話は変わるが、彼には仲良しの女の子がいる。幼稚園の同級生で、残念ながら小学校は違う所となってしまったが、毎年バレンタインデーになると電話がかかってきて、チョコを渡しにくるのだ。2006年もまたそうやって電話があって、舞人はチョコをもらった。お返しとなるホワイトデーの前日はギターレッスンデー。なにやらもじもじしているので「どうしたの?」と聞いてみた。「あのぉ、ホワイトデーのお返しに、オレンシ"レンシ"の歌を録音したいんだけど。」次の生徒さんのレッスンまで1時間強しか無かったが、息子の心意気で強行することにした。
 コードジャカジャカのギター×2本、エレキ・ギター1本、歌×2トラックを重ねてそれは出来上がった。夜中にパパがミックスして、翌日CD-Rで彼女に手渡した。「ちゃんと聴けました、ありがとう」と電話があったみたい。「なかなかやるな、コイツ!」というなんかうれしい気持ちが自分にもこみ上げてくるのがわかった。 →その初の録音はこちら(mp3ファイル)


 次に、新たに目標を設定してみた。

オレンシ"レンシ"のどれかの曲を打ち込みもやって多重録音

 曲は有名な口コ□ーションに決定。自宅での録音環境の整備も始めた。パソコンは古くて使ってなかったパワーブックG3 500MHz、シーケンサーはデジタル・パフォーマー。音源はヤフオクでSC-88Proをゲット。まずはドラムから打ち込みの練習。バンドスコア譜を見て、「×印がハイハットだ」みたいなところから教える。1番を一緒になって打ち込み、その後は彼にまかせた。次にベースの打ち込み。夏にはベースを買ってあげる予定だけど、とりあえず今回は打ち込みで。グリスダウンを擬似的に表現するピッチベンド値の入力などの技を教える。琴みたいな音色などは、音源から選んであげて、打ち込みをまかせる。
 エレキ・ギターは10年前くらいに発売されていたZOOMのアンプシミュレータを使用。PODをゲットしてからは全く使ってなかったので、実質彼にあげたようなもの。ギターを取り込むオーディオインターフェイスは、マック内蔵の入力。いきなりプロ仕様とかしてしまうと、試行錯誤の経験も築かれないと思い、その辺はリーズナブルにしてみたのだ(予算が無いという噂もアリ(笑))。
 ヴォーカル、コーラスには妹のらら(6歳)も参加。クラップハンドも二人で手を叩いて録音した。トラックダウンはさすがに最初は無理と思い、パパが担当。
 3月29日からスパリゾートハワイアンズ予定だったので、それに間に合わせるべくトラックダウンし、なんとか間に合った。iPodに入れてカーステで聴くサウンドにちょっと感動。まだまだ至らぬ点とかあるけど、なにしろギター歴半年で、ヴォーカルとかもほぼ一発録音。かえって今は荒削りで初心者っぽく、発展途上な方がいいかなと思う。もし興味ある人はMP3ファイルが→ココにあるので、聴いてみてください(^^)。
 小学校3年といえば、僕はプラモ作りと野球に没頭するごく普通の田舎少年だった。ギターを始めたのは高一。打ち込みを始めたのは20代後半。「パパ、ここのサビで3度のハモリの歌入れるから録って。」という息子を見て、(オレももうちょっと早くからやってればなぁ、、)と思うことしきり。息子への嫉妬?いやそうではなく、こういうふうに幼少から楽器やってる子が全国的にいったい何万人いるのだろうと想像すると、なんだか自分がショボく見える時があるのだ(笑)。
 しかし時間は元に戻せない。それに自分の今の仕事は、遅始めのできない組ゆえに経験した凹み、がベースになっているので、これが必然だったのだろう。息子は早くも2曲目に何を録音しようか選びにかかっている。夏にはオリジナル曲も録りたいらしい。先日、社会人でギターを始めて間もなくの人にレッスンする機会があった。「役に立ちました。やる気が出てきました!またよろしくお願いします(^^)」とメールをいただいた。役に立てて本当にうれしい。そんなこんなで、父としては、遅々としながらも(笑)、がんばるだけであります。

2006年7月
舞人3曲目録音作品(イシンデンシン)が出来上がりました☆→こちらです。



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