きりんの隠し文字


最近の方はご存じないかも知れないが、キリンビールのラベルには隠し文字が刻印されている。

最近ではアサヒスーパードライがビールのトップセールスで、ビンビールを飲む機会もめっきり減り、キリンのラベルをまじまじと眺めるなんてことは少ないだろう。

新入社員として会社にはいると、必ず洗礼を受ける「新人歓迎会」。飲める人はいいのだが、下戸な人であったりすると、それはもう拷問に近い物となることもある。すぐに赤くなるような人は飲めない。飲ませると危険。ということを知らずに「なに?俺の酒が飲めないのか?」「一杯だけだよ。飲め。」「カンパイもできないのか?」と必要に迫ってしまうと、今はやりの「訴えてやる!」に遭遇してしまうかも知れない。お気を付けなされ。

たいていの人は酒が飲める。と、ある程度アルコールがまわり、場も砕けてくると先輩や役職連中が自慢げに「このビールのラベルに字が入っているの知ってるか?なんて書いてあるか当ててみろ。」となる。
純粋に知らないなら楽しみもあるかも知れないが、最近はアルコール禁止年齢でアルコールを常飲している輩もいるから「○○でしょ?」と簡単に答えられてしまったりもする。何とも味気ない結果。

それはそうと、ご覧あれ。







というように、「キリン」と入っているのである。
昔の人はこうやってビール造りを楽しんだのだ。
ヒッチコックが自らの監督作にひっそりと分からない程度に出演するのと、どこか似ている。宮崎駿監督もそうである。

つくる楽しみを、楽しみながら味わう愉しみ。
近頃のニッポンは忘れかけてはいないだろうか。

Posted:
(日) - 6 27, 2004 at 05:04 PM         |


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