クラッシックラガー
キリンの誤算。それはラガーを「生」にしたこと。味が変わってしまい以前の苦味が薄れた。
多くの日本人のビールの味の根底をつくってきたラガーについて。
ビールと言えばキリン。キリンと言えばラガー。そういう時代に社会人になり、苦いビールの味を覚えた。この味が、私のビールの味だ。この苦味、味わいがビールだと植え込まれた人間だ。アサヒスーパードライが登場した時は、辛口を売りにしていながら「味気ないビール」だと感じ、好んで口にすることは無かった。いまだにそうであるが、最近家では発泡酒がメインになっていた。ビールを口にするのは外で飲んだ時がほとんどと言う状況で、たまにラガー、モルツ、黒ラベル、一番搾りを買って飲む程度。発泡酒の味に慣れていた。年に1度くらいビンのクラッシックラガーを飲むと、「この味だ」となつかしんで飲んでいた。
そろそろメインを焼酎に切り替えようかと考えていたところに、キリンがクラッシックラガーの缶バージョンを宣伝しだした。このことに引きつられて、1ケース購入。あの苦みが口に広がった時は「うまいっ!」のひとこと。あっと言う間に1ケースが無くなり、妻がキリンの発泡酒、黒を購入してきた。これも私のうまい部類にはいっていた。ところが、味気ない。やはりあの苦味をしばらく、といっても1ケースだけだが、飲み続けたことによってクラッシックラガーに慣れてしまった!
もう、発泡酒には戻れない。次からはクラッシックラガーで決まりだ。
ラガーが生になった時は、落ちた味に嘆いた。スーパードライの快進撃に勝てる訳がないと思った。キリンの大誤算だ。まったくポリシーも感じなかった。
しかし、クラッシックラガーを缶で再開したことは成功だ!スーパードライに慣れていたみなさんも、きっと、クラッシックラガーの味に、あの苦味に新鮮な味覚を覚えることだろう。キリンに感謝。
Posted: (水) - 12
31, 2003 at 10:04 AM
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