はだしのゲン


日本酒は米から作る。よって、今回は米屋について。少々強引かな。

はだしのゲンという映画、漫画をご存じだろうか?広島に原子爆弾が投下された時の悲劇の話である。その映画は小学生の頃だったと記憶している。その中に、一升瓶の中に入った米を棒でザクザクとつついていたシーンがあった。あれが人の手による精米だと知ったのは、大人になってからである。今は精米機があるのでそんなことをする人はいないだろう。精米機を知らない、精米すら知らない人もいるだろう。

母は秋田生まれ。その秋田から米が届き、それを分けてもらった。純粋なる『あきたこまち』である。世の中に出回っている「にせあきたこまち」とは違う。そして、精米する前の少し茶色い米で、精米する必要がある。ちょうど米が切れたので精米をしようと米屋へ。1件目は精米機がないから、精米機を持っている店を教えてくれた。そこまで2km程あった。すぐに見つかる酒屋だった。
「精米だけしていただけますか?」
「うちはそういうのやってないんです。(米屋)」
「秋田から送ってくれた米で、お金払いますから....」
「(遮るように)うちは米を買ってくれたお客さんだけに精米するんです。(米屋)」
「そうですか。すみませんでした。」

精米ができずにあきたこまちが食べられない。都会は冷たい。
自称『江戸っ子』である私は、東京の下町育ち。近所の米屋は精米してくれた。小さい頃から、たまに秋田から米が届いていたのだ。今では生まれ育った町はマンションがそびえ立つ再開発地域になってしまい、昔の町並みは無くなってしまったが、米屋は精米してくれる。

なぜ精米してくれないのだ?外から持ってきた米を精米するのがそんなに嫌なことなのか?米屋にとって。なぜだ?心が狭いだけか?まぁいいか。
えてしえこういう心ない行動が、心ない行動を生んでしまうものだ。だが、私はバカではない。心ない行動を取るほど幼稚ではない。スキーへ出かけた時に、米屋で精米してもらおっと。あそこは遠くの酒屋なので、酒を買いにいくこともないだろうから今後つきあうこともないだろう。

米屋の心理が知りたい。
ってやんでぇいっ!べらんめぇぃ!てめぇんとこの米なんざぁ買うもんかってんでぇ!おとといきやがれっ!
おっと、いかん。私はバカではない。

Posted: (土) - 2 14, 2004 at 10:07 AM         |


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