田んぼのあぜ道の巻 (創作小説です、念のため)



あれは18歳の時やった。先輩から安く譲ってもらった初めての大型バイクスズキGT380(サンパチ)に乗って倉敷の田舎道を飛ばしていた。さすが、かなりやつれた中古だったので、アクセルを吹かすと後からは白煙モォモォでまるで目隠しか何かをばらまきながら走っているよーであった。空冷3気筒のアイドリング時のパラン、パン、パンという不整爆発音は、アクセルを回すと一瞬のうちにシャーンと鋭く吹け上がり、なかなかの加速であった。

と、ある田舎道の舗装路を気分良くシャーン、シャーンと飛ばしていたら、突然後からパトカーが現れ赤灯とサイレンを鳴らして追いかけてきた。おおっ、こ、こりはイカン!って事でドンドコ飛ばした。煙幕張りながらっ!!(^_-)☆

サンパチに乗るまではホンダ・ダックスST50ってのに乗ってたから、逃げるって事は考えた事もなかったが、サンパチならオッケー。♪♪(^_^)v リア・ナンバープレートは排気ガスで真っ黒になってるし、煙幕と相まって判読はほとんど困難!

で、ダックスの時に開発した田んぼのあぜ道を何本か通って全然違う道に出るルートを選択した。
もちろん、パトカーはおろか、軽自動車でさえ走行不可能な田んぼの中のあぜ道であるっ!!ゞ^8^/~~~

パトカーは「ウゥウゥ〜〜っ」てサイレン鳴らしながら「コラァ、戻ってこい〜」とか叫んでるが、誰が戻るもんかいなっ!!!(笑) なんせコッチは必死やさかいなっ! もー心臓バクバク!!

脱輪しないよーに慎重にあぜ道を走り抜け、誰も予想出来ない道に抜け出る事に成功したのである。もちろん、パトカーはドッカに行ってしまって影もない。\(^^\)(/^^)/

それから、ゆっくりと行きつけの喫茶店に行き、サンパチを表から見えない位置に停めてから美味しい珈琲を味わったのは言うまでもない。♪♪


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