乳児連れプーケット旅行記:二日目。
体がまだ日本時間なので、ゆっくり寝ても六時に起床。少し調子はよくなったが、娘が38度くらいの熱がある。でも元気はあるようなので、ベビーフードと野菜がゆで朝食をとったあと、大人の朝食会場へ。
朝はよくあるバイキングのだが、種類がなかなか豊富。タイヌードルやチャーハンもあるので大喜びでいろいろ食べる。娘も食べられそうな物があるので、明日からは一緒に食べることにする。
食事会場の前は庭になっているのだが、これがとにかく広くてきれいでびっくり。しかも鳥はわさわさ飛んできて勝手にコーヒー用のミルクを飲むわ、犬猫もいっぱいいるわ、朝食の間娘は寝ていたのだが、起きていたら大喜びしたろう。
朝食後、部屋戻っておでかけの準備。入念に日焼け止めを塗る。娘の熱も多少下がってきた。
本当だったら涼しいうちにプールにと思っていたのだが、全員体調が思わしくないので、今日プーケットタウンへ買い物にいくことにする。旅行会社のシャトルバスのでているパトンメルリンまで、トゥクトゥクで100バーツ。初めてトゥクトゥクに乗った娘はびっくりして怖がって妻にしがみついていた。パトンメルリンで少し待っているとシャトルバス(普通のワゴン)が到着。そこから一路プーケットタウンへ。ちなみにシャトルバスには我々の他には誰も乗っていなかった。どうもどうも日常的にそうらしいが、子連れだとあまり気を使わなくてよくなるのでありがたい。
到着場所は今回の代理店であるA&Aのオフィス。涼みがてらタウンの説昿を聞く。二年ほどこない間に新しいデパートができたらしいが、他のと比べて離れているのと高めだというのでいかなくてもいいかな、という感じ。結局何度も来ている、ロビンソンとオーシャンをメインにすることにしたら、少しそこまで距離があるというのでシャトルバスで送ってくれた。大人二人だけならともかく、今回は娘もいるので、この暑さの中では天の恵のようだった。
ちなみにタイのデパートでは、授乳室はもとよりおむつ替えベッドなどはないのが普通だそうだ。見た記憶がなかったのでそうかなと思ったが、やはりそうだった。おむつは、パブリックスペースのすみっこで換えてしまっていいそうで、おおらかである。そのいっぽうでパブリックスペースでは禁煙が法制化されているのだから、少なくともその精神においては、日本よりよほど健全な感じはする。
歩いて到着したロビンソンでは、まず哺乳瓶を購入。ちなみにピジョンので、オーシャンでもそれしかなかったからこれがスタンダードのだろうか。ガラス製はなく、プラスチックのみで240cc入るものが78Bだった。激しく汗をかいていた娘が脱水状態になるのを避けるため、持参してきたイオン飲料粉末とミネラルウォーターですぐ飲物を作ったのだが、乳首が気に入らないらしく一口飲んだだけ。離乳食は好き嫌いがないくせにミルクは本当に嫌いで(というよりいわゆる普通の乳首が嫌いで)、困った。
哺乳瓶からの水分補給が難しそうなので、母乳を与える方向に切り替える。前述の通り授乳室などはないので、適当な場所を探しつつデパートの中をみて歩く。
数年ぶりのロビンソンでは、お気に入りのタイのブランド、A2Zがベビー服を始めていたり、オシュコシュが安かったり、楽しい。ただ、おもちゃを買ってあげようとしたら売ってるもののほとんどは日本製で、日本語のパッケージのまま売られている(黒髭危機一髪もそのまんま)のでちょっと残念。
昨日もそうだったけどタイの人は子供好きなのか、娘をみるとみんな話しかけたり遊んでくれたりする。昨日より機嫌のいい娘はちょっとだけ愛想を振りまいて受けたりしていた。
最上階のフードコートへあがると、なんとか授乳できそうな感じだった。すみっこのテーブルを借りて、朝食会場でもらったパンとキユーピーのレトルトで娘に昼食をとらせ、そのあとスカーフで隠しつつ、娘に授乳。やはり喉が渇いていたらしく、長い時間飲んでいた。
授乳後、折角なので我々もフードコートで食事することにする。シーフードヌードル(35B、でも具に竹輪が入ってる)とホットスキ(40B)、オレンジシェィク(20B)。これだけ食べても100Bいかない。もちろん具が豪勢なわけではないが、軽くすませるランチならこれで十分な感じ。
ロビンソンデパートを一通り見た後はオーシャンへ。しかし前は入っていたA2Zがなくなっており、入っている店舗もなんだかぱっとしない。(十代向けの店が多い)しょうがないのでロビンソンへ戻って、子供服なんかをお買い物。(帰り際に、A2Zは近所のビルにまるごと移転していたことが判明。しかし時間がなくていけなかった……)
一通り完了した後、今回のタウン遠征の目的の一つ、ゴールドアクセサリーを三軒ほど見て歩く。
三軒見て、結局最初の一軒目で可愛いブレスレットを購入。妻と娘用のアクセサリをタイで買う、という念願がやっと果たせた。
休憩のため入ったミスタードーナツで、微妙に見慣れない(ポンデリングにフルーツソースがかかってたりする)ドーナツと巨大なコーラや昔の味がするファンタオレンジを飲んでくつろいだあと、悪路をベビーカーで走るのは困難、ということでだっこ用のネットをロビンソンで買って、プーケットメルリンホテルのA&A事務所へ。シャトルバスでパトンビーチへと戻る。
ホテルに戻ったところでツアーデスクへ向かう。オプショナルツアーはほとんど頼まない我々だが、今回は動物好きの娘のために、エレファントサファリを申し込むことにした。長時間だとちょっと厳しそうなので、短い時間の方のコースにする。
ホテルでの手配だと、もしかすると少し高めなのかもしれないが、仮にそうだとしても安心料と利便性(支払いがまとめられる)だと思うと気にならない。それに、少なくとも旅行前のパンフレットにあったオプショナルツアーよりは割安だ。もちろん代理店のツアーだと日本語ガイドがつくなどの利点はあるが、プーケットであればほぼ英語が(我々の下手な英語でも)通じるので、こちらで十分である。
もう一つ、毎回プーケットに来ると楽しみにしているのがタイ式マッサージである。これまでであれば、毎日のように通って二時間ずつやってもらっていたものだが、今回は娘がいるのでそうはいかない。マッサージを受けながら娘をあやす訳にもいかず、こちらは泣く泣く断念。
しかしなんにもないのはさすがに寂しいので、その代わりに妻のためにホテルのスパを予約した。ホテル内であれば、待っている方は部屋で遊んでいたりできるので、比較的安心だ。というわけで、うまい具合にすぐに予約が取れたので、私と娘はお留守番して、妻はスパへ。
妻を見送った後、ずっと部屋でゴロゴロしているのもつまらないので、娘をだっこしてプールサイドへ行ってみる。水辺でばしゃばしゃやって喜ぶ娘だが、まだ少し熱があるし、水着でもないので短めに切り上げて、今度は朝食のときに見た芝生の庭へ。素足で地面に降り、はいはいして動き回ったりはっぱをむしって喜んだりしていたが、やがてぐずりだしたので切り上げて部屋へ戻る。
ベッドの上で遊びつつ、明日の象のためにビデオカメラをチェックする。こう言うときにとらないと使うチャンスがなかなかないのだから、いざというときに使えないというわけにはいかない。
七時からレトルトのうどんと野菜がゆで娘の晩ご飯にする。うどんはお気に召さなかったらしく、途中で残してしまう。どうしようかなと思っていたところに、予定より三十分ほど早く妻が帰還した。どうも、スパの人が時間を間違ったらしい(本人は時計を置いていったので、帰ってくるまで気づいてなかった)。電話でフロントに連絡したところ、担当者が勘違いせいたせいらしく、時間の短いコースの金額を適用してくれることになった。なんかすっきりしないなあと思っていたら、あとでフロントの日本人女性とスパの担当者がおわびに来てくれて、10%引きにしてくれるとのこと。また、お花のフローティングキャンドルもくれた(あまり使う機会がなさそうだが、気持ちということでありがたくいただいた)。
ご飯をあまり食べなかった娘のため、妻の発案でウェルカムサービスで部屋に置いてあったバナナを食べさせてみる。小降りのバナナだったのだが、いきなりかぶりついて食べだしたのにびっくり。大人と同じようにして、半分くらい食べてしまった。
食事が終わってシャワーを浴びさせたら、一緒に入った妻のおっぱいを飲みにくるという。そんなに喉が乾いているなら哺乳瓶で飲んでくれてもよさそうなのに、頑として飲もうとしない。
お風呂上がりに妻が授乳したら、娘は一発で寝てしまった。熟睡しているので出かける訳にもいかず、大人の晩ご飯はルームサービスですませることに。電話でオーダーしたのだが、こちらの英語も怪しいとはいえあちらの英語もだいぶ怪しくて聞き取れず、なんども確認する羽目になってしまった。それでも七年前に汗だくで電話したのよりは、話が通じるところまでは持っていけた分、ずいぶんましになっているか。
食事の時にミニバーのシンハビールを一本あける。今回の旅行で初シンハ。うまい。食後、二人とも早々に就寝。
Posted at 木 - 12月
16, 2004 at 11:10 午後