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春の真ん中へ 星を眺める友を探す旅に出る 蓮の上の蛙よさようなら 古い街の石畳を転げる 空の高さを影の色で知る プリズムを覗きながら歩き出すように 僕の心は「春が来た」とただはしゃぎ続けてる 降り注ぐ光の粒を 両手広げてすべて受け取る 今はまだ只の箱でも 構わないさと風を楽しむ そう僕は歌うんだ なごり雪のようなかわいい花を 小さな橋のふもとに見つけた 春を待つ鳥ののどかさも過ぎ去って 僕の心は春の中に何を見つけるのだろう 降り注ぐ光の粒を 両手広げてすべて受け取る 今はまだ只の硝子が 色を集めて流れ始める 巡り合うすべての時を 受け止めるぞと胸に誓った また僕は歌うんだ |
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宴の鬼 「網棚で千年眠って起きて馬鹿騒ぎ」 そんな夢ばっかり見ていたんだ 桜と言えば散る花びらばかり思い出す 盛り上がりそうだ今日は飲むんだ どんな踊りならこの花びらは 悦びの舞を見せてくれるの 「ありがとう」 殺し文句のつもり いつまでも生まれたままじゃまずいかな 「ありがとう」 花が開く理由が 少しだけわかったような気がするよ ときたま憂いをまとって匂いを放つんだ 花の季節はまたすぐに来るんだ ハチドリを気取る純愛のエンジェル 猛獣を飼い馴らすハルモニウム 不治の病から目を背けずに マグマをこらえるかつてないストーリー 「ありがとう」 ほんとは恥ずかしいよ それでもまた晒さずにはいられない 「ありがとう」 梅・桃・桜 今度もまたすごい花を咲かせてね 網棚で千年眠って起きて馬鹿騒ぎ |
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小鳥通信 言葉の壁 シャーベットの影 宙をうねる風 遠くから見ていたんだね やっと目が合って ようやくはい出せたのかな? 僕は嫌がった 甘いかけらの模様 すぐに無情にとろける 転がるついでに飛んでった 名もない小鳥になっちゃった あーあ ほとばしるカレイドスコープ まだまだフル回転 ようやくはい出せたのかな? 僕はうつむいた 永い春もきっといつか 忘れてしまう あの日のみ空に置いてきた 夕暮れの色をひねり出す 僕らは小鳥になっちゃった あの木の枝で朝を待とう |