みんたまあな日々

山原で絵をみる

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悲シーサー

「悲シーサー」

 今月2日、ギャラリーみんたまあに待望の看板?掲示板?ができた。企画製作したのは、みんたまあの長老「良」「瓶」「一」氏の3人。3人は、「若者組はいろいろと忙しくて、あてにならないから我々でやろう」ということになったらしい。もちろん、我がギャラリーのワイン好きのオーナー「ゴッドファザーやぶ」氏の再三のプレッシャーが一番大きいのは言うまでもない。開館当初から、看板はまだか?案内サインはまだか?と言われ続けていた・・・。
 
 若者組3人は「先輩たちがやる気になったのはいいこと。としながらも、デザインや製作手法に一抹の不安がよぎった」という。(康・暁・勇・談)
 
 かくして、「看板兼掲示板」が2日午後に完成した。設置場所はギャラリー入り口の階段下の花壇。大通りに向けて一番目立つ場所に立てられた。その上には、「瓶」氏製作の口を大きく開き、目をぱっちりと見開いた南国美人風な高さ30センチの漆喰シーサーが乗せられた。

 

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が、しかし、事件は起きた。3日土曜日の午前9時から10時の間に、何者かによって「看板兼掲示板」の上に鎮座する「瓶」氏が製作した漆喰シーサーが破壊されていたのだ。「一」氏の証言によると「午前9時に通りかかった際には確かにシーサーはいた!」と語る。「良」氏によると「午前10時にはすでになかった。盗まれたのかと思ったけれど、壊されていたのはショック!」と驚きを隠さない。

 3日夕方、「勇」氏が電話で詳細を「瓶」氏へ伝えた。「勇」氏によると、報告を聞いた「瓶」氏は「また、つくるから大丈夫さぁ〜」と語ったという。事件か事故かいずれにせよ、壊れない、壊されない努力をすることを考えさせられた。
 こうなったら、漆喰シーサーで名護の大通りを埋め尽くしてやる!


(暁)

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近日中に新しいシーサーがお目見えするでしょう。

玄関のない生活

玄関のない生活

おばあ曰く、
「よそから人がきたら家に招き入れなさい。そしてご飯をあげなさい。なければ隣からもらってきなさい。」
外から来るひとは、自分らにはないものをもたらしてくれる貴重な方だ。
古来からユイモン(寄せてくるもの)の恩恵を受けてきた体験は、
ニライカナイの思想につながっているのだろうと大宜味出身の宮城孝夫さんは話してくれた。

 島国の沖縄は資源に乏しい。
四囲の海は壁ともなるが同時に開かれた海の道でもある。
北から南から文物が行き交っていく。
望めば交流も出来る。
多様な交わりは創造性をかきたて、無から有を産み出すことも可能にしてくれる。
東シナ海は文化や物資の流れをつくり、相互の活性化に大きく寄与している。
富をもたらす海のシルクロードともいえよう。

 平和な島の家には関所みたいな玄関がない。
全方位オープンでよそからのものを受け入れ易いようになっている。
小国沖縄は平和外交を旨とし、友好をもって他との交流を大切にしてきた。
この生活の知恵が守礼の邦として独自文化の華を咲かせてきたのだろう。
ヤンバルのおばあ達にみるホスピタリティの精神は大切に受け継いでいきたい。(良)