ぷりんたーず・はい


ただひたすら印刷機の音
ただひたすら印刷機のレバーを握っていると
からだのほうがひとりでに動くようになる
オペレーターの思考は
あとからそれについていくような状態
言わば
ランナーズ・ハイならぬ
ぷりんたーず・はい
その晴れやかで
純粋なひとときを知っているからこそ
世の中から
印刷工と呼ばれる人たちがいなくなることは
ない
ぼくは
そう確信している


 

 

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