紛失
自転車の鍵を紛失する。
このところ、紛失物が多い。タバコ1カートンに、iPodのケースに、職場の鍵に、そして自転車の鍵。その他、何を紛失したか忘れたモノもあります。小物関係がほとんどですが、元来紛失物の少ないわたしにとっては、ショックです。所定の位置にモノを置くクセがあるので、これまで紛失したモノは余りありませんでした。五六年前に財布を落とした(盗まれた)のが、最近の最大の紛失物で、この時は頭に来て、すぐさまヴィトンの財布を買いました。唯一のブランド品ですが、損を上回る気分を味わいたくて、ショップに直行しました。自転車の鍵。これがないと、当たり前ですが、自転車に乗れません。思いつく場所を当たりましたが、見つかりません。スペアキーもあったのですが、仕舞った場所が思い出せません。もし無かった場合、タイヤにリング状になっている(鍵の)本体を切断しなければなりません。かなり太いので、切断に苦労しそうです。もしくは、鍵屋に自転車ごと持っていって開けてもらうしかありません。執念でスペアキーを探しました。記憶を辿って、一つ一つ場所を当たりました。そして、遂に見つけました。(伊達に「探偵」を名乗っているわけでは、ありませんから。)別に、工場で切断でも鍵屋でも良かったのですが、紛失した上に忘却は、どうしても許せなかったのです。多分、誰しもが持っているコダワリの一つではないでしょうか。ついでに、少し考えました。昔の人は紛失物があったのか、と。まず、手荷物がほとんど無かったですね。鞄を持ち歩くのは、サラリーマンが出現してからです。ほとんど手にモノを持たず、懐に財布ぐらいはあっても、その他は腰に手拭いぐらい。落としようにも、モノが無かったのです。そして、わたし達が紛失するモノは、使用する本体ではなくて、それを代弁するモノや保護するものがほとんど。財布、紙幣、クレジットカード、鍵等々ですね。(傘とか本とか、もっと貴重な本体もありますが、物体が大きくなるにつれ、無くす確率は低いでしょう。)それらは、年々増えていきます。家の中はモノが溢れて、肝心な時に、必要なモノが見つからない。スッキリ、したいです。BACK iGallery
「建物シリーズ」121回目。東京銀座のホテル。古(いにしえ)の上海の租界地に建っているような、旗と屋上の塔。
Posted: 日 - 8 月 27, 2006 at 08:44 午後