2009年9月24日号

「10か年計画」拙劣な改定

⇒ PDF版 (300KB)


改定素案が発表

「新しい中野をつくる10か年計画」は、2005年度から始まりました。折り返し点で見直すことになっており、8月に素案が示されました。

計画期間を五年横滑りさせた

今回のは10か年計画の第2次とし、期間を2010年度からの10年間に変更しようとしています。

いつまでに何を実現するかを綴った計画なのだから、年限こそが中期計画の命であるはず。計画の基本方針を改めさせないことが狙いでしょうが、乱暴だと思います。

私は、その上で次の四点が大きな問題だと考えます。

基本構想にまで影響が及ぶ

基本構想には10年後の町の姿というのがありますが、10か年計画の期間変更に引っ張られ、こちらも変更を余儀なくされます。

基本構想は10か年より上位だというのに、主客転倒、はたまた下克上でしょうか。

政治姿勢や方向性に変化がない

開発優先と、それを目的とした基金ためこみの路線はそのままとなっています。

区民が心惹かれ、一緒に実現したくなるような目玉事業はおよそ見あたりません。

施設の民営化や委託が増え、売却施設が示された

区民要求で獲得した土地や施設を、財政効率を理由に手放すことは認められません。まして大規模再開発の原資にまわすなどもってのほか! みなさんも声を大にして怒りましょう。

足早で区民参加が充分でない

8月に素案、9月に意見交換会、10月に案、11月に意見公募、12月には決定しようとしています。区民に大きな影響を及ぼす変更なのに、これでは拙劣すぎます。


せきと進

町会・自治会加入促進条例?

素案に書かれた「町会・自治会加入促進条例」が、大きな議論を巻き起こしています。

町会や自治会が果たす役割が大きくなっている一方、活動の担い手が不足し、加入情況も芳しくないと言います。

けれど、条例による加入促進、特に、加入しない者が不便を被るような規定はいけません。

条例はやめて、別な支援策を講じるべきと考えますが、みなさんはいかがですか?