2009年1月11日号

救け合いで明けた年

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雇用と経済の不安

今年の正月は雲ひとつない日本晴れが続きましたが、眼を移せば世情には、雇用と経済への不安から、打って変わって暗雲が立ちこめています。

日本の景気は墜落するような勢いで急速に悪化しています。

非正規労働の急増と派遣切りという雇用不安。米国依存で外需頼みゆえ今般の世界不況に耐えきれない経済構造。証券市場に投機系外資の大量流入を許した規制緩和路線による自律能力の自棄。日本の経済を再生するには、金融危機を招いた上記三つの根本原因を取り除く必要があります。

互い助け合い

昨年は炊き出しなど、仕事と住居を失った人びとを支える活動が各地で取り組まれました。

特に日比谷公園の「年越し派遣村」は、予想を倍する500人が集まり、年末年始に大きく報道されました。

私せきと進は、派遣村を支援するため、地元の後援会のみなさんと12月27日に沼袋駅で救援募金を訴え、36,793円のご協力をいただきました。

政治改革の絶好機

中野区は昨年末、雇用と経済の緊急対策として、緊急資金制度の拡充、再来年度以降の公共工事を前倒しなど、14億4,000万円の事業実施を決めました。国や都も対策を進めています。

目下の危機を克服するためには与野党が協調して手立てを尽くすことが大切です。それと並行して、政治の中身を変えていかなければ暗雲が晴れることはありません。

今年は衆院選と都議選があります。政治革新の絶好機ですね。

来年も笑顔で迎えられるよう、がんばりましょう。


せきと進

木洩れ陽

派遣村への募金活動を終えたとき、総額の大きさに驚きました。これは社会が抱える困難の大きさであり、助け合おうという気持ちの大きさでもあるんですね。ほんとうにありがたいことです。

人類の前途には、雇用、経済、金融の危機ばかりでなく、その後ろには地球温暖化問題が控えています。

競争から協調へ移行しない限り、これらの難題は乗り切ることができないばかりか、さらに深刻化してしまうでしょう。

2009年は派遣村という助け合いの活動で年が明けました。3月までに85,000千人もが失業するという話ですが、解雇に抗う運動は、住居や仕事を一緒に探す支援は、85,000件とも取り組まれることでしょう。

救け合いが広がることで、協調路線が浸透したらいいなと思います。