2008年8月26日号

区の専横けしからん

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区民の声を聞くことなく計画変更

「新しい中野をつくる10か年計画」に描かれた施設配置の一部を、区が独断で変更しました。事前の相談が一切なかったことに、議会も区民も怒っています。

商工会館が存続に

10か年計画では、商工会館は廃止され、商工会議所等が桃丘小学校跡地へ移ることになっていました。ところが学校跡地を保育園と学童保育が使うことになったため、商工会館の廃止を取りやめるのだそうです。

商工会館の存続は歓迎しますが、少なくとも建前上は住民参加で作った10か年計画の一部を、区が独断で変更したことは問題です。

一存で間貸しも決定

同時に、商工会館一階の一部を民間企業に有料で貸し付けることも決められました。この影響で一階の集会室がなくなり、国際交流協会がもみじ山文化センターに移されます。

障害者の雇用と自立につながる会社だそうですが、やはり議会や区民に相談なく、しかも入札も競争もなしに民間企業と契約を結ぶことは公正性に欠けるのではないでしょうか。

六中跡地も変更

第六中学校は桃丘小とともに、今年の3月末で廃校になりました。

六中跡地について10か年計画では、小学校を廃合する際の仮校舎として活用した後、売却または区施設への転用となっています。しかし小学校用地を新しく買う話が降って湧いたため、これも大幅に変えられました。

こちらも間貸し

六中跡地は最終的に売却するとされました。その前に暫定利用として、立て替えにともなう仮施設用地を探している区内の2つの法人、私立学校と障害者入所更生施設に有料で貸し付けるのだそうです。

区の一存で跡地活用が売却一本に絞られ、転用の線が消されました。議会と区民を軽視するやり方は糾さなければなりません。

10か年計画の改定

「新しい中野をつくる10か年計画」は、2005年度から始まって4年目に入りました。折り返し点となる来年度末を目処に改定作業が始まります。

聖域なき構造改革によって社会保障と区民生活が打ちのめされています。10か年計画の改定では、真の住民参加と福祉の増進をどれだけ盛り込めるかが課題となります。ご一緒にがんばりましょう。


せきと進