2008年6月15日号

中野区保育争議が解決

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勝利集会に300人

中野区保育争議の勝利報告集会が5月29日に開かれ、300人が参加、私せきとも行ってまいりました。

中野区保育争議勝利報告集会

画期的判決

裁判は2004年3月に中野区非常勤保育士が全員解雇されたことを不服とし、法廷で争ったものです。

2006年の地裁判決は原告一部勝訴でしたが双方が控訴。高裁は2007年11月、中野区の対応は違法性が強いとし、事実上の原告勝訴となりました。

自治体争議の快挙

解雇無効の判決は得られませんでしたが、原告の4名と支援団体は東京都労働委員会による和解を粘り強く促し、ついに全員の再採用を勝ち取りました。

全員の再採用に加え、中野区に約890万円の損害賠償を支払わせたこと(一審は約160万円)、協定文書で区長に遺憾の意を表明させたことも快挙だと言われています。

労働争議で奮闘中のみなさん

他の自治体争議はいわずもがな、労働争議に関わるすべての人を励まし勇気づけます。この日、戦いに勝った4人に贈られた花束は、別の運動で奮闘している仲間達にはなむけられました。

区長は反省を

議会ではしかし、中野区の対応に問題はなかったと区が答弁しており、反省の色が見られません。自治体の長としての姿勢が問われるのではないでしょうか。


せきと進

木洩れ陽

東京高等裁判所は判決で、中野区の財政状況は1999年度以降急激に好転しており、行財政五か年計画で示したような財政危機は根拠に乏しいと述べました。

また、区は再任用を拒否しておきながら人手不足に陥り、新たに非正規職員を多数採用していることなどを挙げ、中野区には2004年3月末に非常勤保育士の職を廃止する必要性がなかった可能性が高いとしました。

職員や組合の声、司法の声に耳を傾けずして、どうして区民本位の政治などできましょう。

「新しい中野をつくる10か年計画」が、見直し作業に入るようです。財政危機論が根拠に乏しいと言われたのですから、財政効率優先路線を見直して、区民の暮らし、福祉、教育を基調に改めるべきです。みなさんのご意見をお聞かせください。