2008年5月17日号

正しく楽しく働きたい

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メーデー

「第一の8時間は仕事のために、第二の8時間は休息のために、そして残りの8時間は、私たちの好きなことのために。」日本では1920年から変わらない、79回目となる労働者の叫びです。

代々木公園で5月1日に開かれた中央メーデーに行きました。44,000人という大勢の参加で、「なくせ貧困・格差」「改憲阻止」「増税・医療改悪反対」を掲げ行進しました。

貧困は政治の責任

貧困は本人の責任でしょうか。努力が足りないから貧しいのでしょうか。そうではありません。格差と貧困を拡大させた主な原因は、労働法制の規制緩和と、それによる不安定雇用の増加。そして増税、負担増、給付減でしょう。貧困は政治の責任です。

84時間連続勤務!?

名ばかり管理職が問題になっています。大手小売店で働く青年店長が、四日間連続84時間もの勤務などのため精神疾患になったと、東京地裁に提訴しました。人間を物あつかいする働かせ方は許せません。

日本共産党が国会で派遣労働者の実態を告発したことが、広範な人々の支持を集めるとともに、大企業数社が派遣労働から直接雇用に切り替えると発表するなど、展望を切り拓いていると評判です。

勇気と連帯で

原則正規雇用、8時間労働、最低賃金時給1,000円以上の法制化が大事だと思います。

個別の労働問題に立ち向かうときも、勇気と連帯が欠かせません。ご自分の働き方が不当ではないかと疑問に感じたら、せきとまでご相談ください。

「仕事と生活の調和」は大切ですが、人を増やさず労働時間だけを短縮する、賃金削減の隠れ蓑に悪用されないよう、注意が必要です。新規採用による分業を求めていきましょう。


せきと進

木洩れ陽

茶道において、美は完成に至る過程にあるとされます。完成そのものではありません。即物的な競争社会は、茶道に限らず、日本人に馴染まないような気がします。

競争が万事を解決する、そう豪語し教育基本法を変えた安倍前首相の退陣劇はどうだったでしょう。結果がすべてだと言い、ことさら勝ち負けにこだわる人達がいます。そう信じて生きるのは止めませんが、どうか他人に押しつけないでください。

「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」憲法25条が保障する生存権は、「すべて国民は」有するもので、「競争に勝った者だけが」得られる特権ではありません。

憲法が目指すのは、競争が嫌いでも胸を張って豊かに暮らしていける社会です。結果に依らず努力は評価されたいですね。