2008年3月11日号
誰のために風車は回る
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区民風車って何?
中野区は2月7日、来年度予算案に関する記者会見を行ないました。区民風車の構想が注目を集め、「中野区が茨城で風力発電、電力販売へ」(読売)など、紙面で報じられました。
地球温暖化対策として計画されたこの事業は、茨城県常陸太田市に3基の風力発電機を設置しようというものです。
2008年度は約2,000万円をかけて風況調査等を行ない、国の補助金や新たに設置する区民公債も活用しながら、1基5億円の風車を3つ設置し、2013年度の稼働を目指すと言います。
1基の風車で約900世帯分の電力を生み出すほか、電気を売って得た収益を区内の温暖化対策費に充てるのだそうです。
徹底した調査を!
北海道では、絶滅危惧種のオジロワシが風車に巻き込まれて死亡する事故が起きています。茨城県にもオジロワシを含め、多くの絶滅危惧種が生息しています。
また、耐用年数と発電量との比較で、果たして環境に良いと言えるのかといった議論や、景観や騒音の問題など、多くの課題があります。
充分かつ慎重な調査が求められます。
区民に見えづらい
風車の立地がなぜ茨城県なのでしょうか。常陸太田市が中野まつりの物産展に出店したことなどが理由とされます。
しかし、15億円もの大事業を行なうにしては、中野から離れすぎていないでしょうか。区民に見えづらく、理解を得ることは難しいと思いませんか?


