2007年8月28日号

どうなる?どうする?廃棄物

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どうなる?どうする?廃棄物

出し方が変わります

家庭から出る廃棄物の六割は、分別して再び資源に返すことのできる容器包装です(容積比)。中野区では、プラスチック製容器包装の資源回収が段階的に始まっています。

また、埋め立て地の延命などを目的に、陶器やガラス、金属以外は可燃へと順次移行します(熱回収)。

これら二つの事業は地域によって実施時期が異なります。


【江古田4丁目、松が丘2丁目、沼袋全域】

07年七月から 出し方2

08年度中に  出し方3


【江古田1〜3丁目、江原町全域】

07年十月から 出し方3


何度も変えすぎ

容リプラの資源回収も、廃プラ焼却の熱回収も、区民が慣れるまで時間を要する取り組みです。

沼袋などの地域では、出し方1から出し方2になりました。消費者がプラスチック製容器包装の分別に慣れるまで充分な期間をおいて、それから出し方3に移るべきです。

江原町などの地域は、出し方2を経ることなく、一気に出し方3へと飛びますが、これでは混乱をきたすのではないかと心配です。すでに地域の方からは、「十月から何でもかんでも燃やしちゃうんですって?」という誤解の声が聞こえています。

家庭系廃棄物の六割が再生可能というのは理論値であり、実態をどれだけ追いつかせられるかは、消費者の理解と協力にかかっています。

廃プラ焼却は分別回収に水をさし、環境汚染の懸念もあります。全区展開の時期については、先行実施で出される結果をよく踏まえ、延期や凍結も視野に入れて再検討すべきでは?



【関連リンク】

せきと進

せきと漢字考【ごみ】

「護美」と書いて「ごみ」と読ませるのは当て字です。「ごみ」を漢字で表わすと、「塵」または「芥」です。「塵」は、土の上を鹿が走っている様子、砂ぼこりです。「芥」(あくた)は香辛料のからしが本義で、転じて「小さなもの」、さらに転じて「ごみ」を表わすようになりました。

現代のような大量消費も大量廃棄もない時代、昔は「ごみ」の実体といえば、「小さなもの」の集積でした。

時として本体よりかさばる過剰包装。現代の「ごみ」は、「小さなもの」にとどまりません。ちりが積もれば山ですが、過剰包装の大量廃棄が積もれば・・・

「ごみ」を再び「小さなもの」へと戻すには、「拡大生産者責任」の立場に立った、区民と区、国と生産者の協働が不可欠です。