2007年7月1日号
せきと進が議会質問
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中野区議会2007年第二回定例会
中野区議会第2回定例会が、2007年6月21日から7月4日まで開かれます。日本共産党議員団からは来住和行団長が代表質問を、山口かおり議員と私せきと進が、初めての一般質問を行ないました。
警大跡地の乱開発は見直すべき
区民運動を通じて訴えてきた警大跡地の問題を、時間をたっぷり割いて追及しました。
開発者負担の原則はすでに破綻した
当初中野区は、跡地に進出してくる学校や企業に、道路や公園を整備させると強弁していました。
ところが現在の計画では、開発者に任意の寄付金をお願いする「開発協力金」制度へと後退しています。しかも、国や都から交付金をもらう都合上、この開発協力金は警大跡地に使うことができず、基金に積み立てることになりました。 これでは開発者負担の「例外」ではないか、「原則」はすでに破綻した、と迫りました。
区長 中野駅周辺に進出してくる事業者に応分の負担を求める。開発者負担の原則に変わりはない。
失敗は必至 超高層計画の見直しを
跡地に三つの学校を呼ぶはずが、一つの区画では応募がありませんでした。
サンプラザも内紛が起こり、南口では夏に丸井本店が閉鎖します。開発者負担の破綻、都内の土地価格が急に上がり始めたことなど、超高層の警大計画が失敗する公算がますます高くなっています。
失敗のツケが区民に回らない今のうちに、4ヘクタールの防災公園を中心とした計画へと立ち返るべきです。
区長 2005年の見直しは、区民参加の計画に基づいたもの。現在、地区計画決定、土地処分も行なわれているため、さらなる見直しはできない。
【関連リンク】
地震への備えを
首都直下地震がいつ来てもおかしくないと言われる今、延焼危険度が高い地域の防災機能強化が遅れているのは重大問題です。警大跡地には中央部防災公園を、南台には南部防災公園を、それぞれ整備するべきです。
区長 警大跡地は、公園と公開空地で三から四ヘクタールの緑地空間を確保する。南部防災公園は、できるだけ早く公園整備を進める。
家具転倒防止金具の普及を
中越大震災では、12万棟の家屋被害のうち、半数で家具が倒れました。重軽傷者の四割も、家具の転倒によるものです。
中野区は現在、家具転倒防止金具について、高齢者や障害者が住む家には取りつけ工事費の一部助成を行なっていますが、もっと家具転倒防止措置を進めるため、金具本体への補助金制度、取りつけ助成にかかる条件の撤廃などを求めました。
区長 金具は比較的安価であり、個人負担の範囲内と考える。取りつけ助成の条件改廃は考えていない。
青年施策の創設を
労働法制の破壊が作り出した格差社会、一番の被害を受けているのは青年だということを指摘し、相談窓口開設、ネットカフェ難民の実態調査、家賃助成、ポケット労働法(または簡略版)の窓口配布を求めました。
答弁 相談については、ハローワークや関係機関との連携強化で対応したい。ネットカフェ難民は、厚労省が調査する予定なのでその報告を受けて検討する。家賃助成は、生活費の一部なので助成しない。ポケット労働法は、中野区ホームページで見られる。東京都発行の「労働法のポイント」を区役所の窓口に置こうと思う。
みずのとう、やよい幼稚園は存続せよ
政府の構造改革路線は、幼稚園や保育園の市場開放を強めようとしています。
区立みずのとう、やよい幼稚園を認定こども園に転換することは、行政責任の後退、子どもを二の次に置いた施設基準の緩和、幼稚園や保育園の果たしてきた役割の解体であると、問題点を厳しく指摘し、区立幼稚園の存続を求めました。
答弁 認定こども園への移行という方針は変えない。
(なお、区長は保育園についても認定こども園への転換を検討していきたいと言っており、新たな問題も浮上しています。)
カタカナ語を使いすぎるな
中野区の文書や説明は、カタカナ語が多すぎて解らないという区民の要望を取り上げました。標準的な行政白書や新聞ではカタカナが2%から4%なのに対し、「10か年計画」は7.43%もカタカナが入っていると指摘。カタカナを一切使うなとは言わないが、多すぎるので改めるべきだ、行政への理解と協力を区民に求めるのなら、区としても区民に歩み寄るべきだと詰め寄りました。
区長 言い換え努力は行なった。用語解説も設けるなど、理解を得る工夫をした。

