2009年9月8日
ぬこだんご

昨日の昼すぎ、「仔猫をひろってしまい、困っています。」という相談を受けました。この猫ちゃん、夜から泊まる場所がすでになく、生後何日か何週間かわからないけれど、哺乳が必要な稚児であり、放り出せばすぐに死んでしまいそうな話でありました。こりゃたいへんだ。
脳内名簿に「猫」という語で検索をかけ、ほうぼうに電話しました。平日の昼間ゆえお出にならない方も多かりましたが、電話がつながったところでは、世話のしかたのご助言や、何番地の誰さんなら!とのご紹介を多数いただいたきました。ありがとうございました。
結局のところ、夕方までに私のツテで里親を見つけることはできませんでした。しかし、あちこちに電話をした中で、そうした子等を一泊525円で預かる犬猫病院があることを知りました。日が落ちて相談者に電話をかけ、貰い手をみつけられず面目ない、金はかかるがしばらく病院に泊めて里親を探しましょうと伝えたところ、そうしますとのご返事。この方、今日という貴重な休日を、そっくり一匹の仔猫に捧げられたのですね。私が紹介した犬猫病院は新宿区にありますから、交通費もかかりますし、所要時間もだいぶあるはず。猫が健康体らしからなかったので獣医に診せておられましたし、去勢手術費も負担すると言っておられました。
けだし生命維持には金や時間や手間がかかる。他者の生命を負いきれず放棄する者がある。放棄する行為がけしからんことは言うを待たないが、命を支えあう段取りが確立されていない社会の未成熟さはどうだ。古代エジプトの昔から、猫は人に飼育され生きてきた。誰かの家に暮らし家人に構われるのが猫という種のあるべき生態であるし、そういう猫に人間がしてきた。猫と共生する地域の在り方が、この中野でも盛んに議論されている。社会の未成熟さをひとつ克服しようとする美しい取り組みだと思う。命はただ美しい。
数時間後、相談者から電話がありました。病院の待合室で出会った若いカップルが、仔猫を引き受けてくれると話がまとまり一件落着となったもようでありました。いやあめでたい。
医者、警察、弁護士、役所(あいうえお順)。そういうところに相談しても解決しない問題というのがあります。そんなときこそ共産党の出番。ご相談ください。
最後に、写真は「『で、最近どうよ?』な猫」。ネットで検索すればかわゆすな動画がみつかりましょう。記事の題名「ぬこだんご」も、猫好きにはたまらない動画から拝借しました。両者とも必見!ぜひご覧あれ。

