2009年3月9日

通用せず

3月7日、この朝もいつもどおりに赤旗を手にとりましたが、一面見出しの「『知らぬ』は通用せず」がいかんとも腑に落ちず、読むのをやめました。(購読中止という意味ではありません。念のため。)

「ぬ」と「ず」はいづれも打ち消しの助動詞。「ず」は辞書によれば中世以降「ぬ」にとって代わられ、現代ではもっぱら中止法として用いるのだそう。中止法は、文を終わらせず、連用形にして続行する方法で、「終わらせず、」「腑に落ちず、」などが中止法にあたります。

件の見出し「『知らぬ』は通用せず」から、話を途中でやめている印象を受けたので、わたしには飲みこむことができなかったのでしょう。「通用せぬ」が正しいし、「ぬ」を重ねるのがいやなら「通用せじ」「通用すまい」もあります。個人的には「通用するものか」と書いてほしかった。

と、好きなことを書いたら溜飲がさがり、「通用せず」以降の赤旗通読を再開した次第。もちろん赤旗編集局にも上と同主旨の文章を送りましたよ。


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せきと進