このコメントを書くにあたって、曖昧な自分の“記憶”を整理、確認する意味合いから「はじめて観た映画って何?」と両親に聞いてみました。 二人の口からは様々な映画タイトルが出てくるものの、どれも“これっ!”といった決め手はなく、結局のところ、merryの“はじめて…”は解らずじまい。 しかし、はじめて観に行った映画館が現在の東横線の白楽駅駅前にあった“白鳥座(現ドトールコーヒー&静岡銀行)”であったこと。 また、幼少の頃から頻繁に映画(それも洋画!)を観に連れ出されていたこと。など自分の知らない(忘れていた?)事実が明かとなったのでした…。 物心がつき、自分の小遣い銭で鑑賞券を購入して観た「はじめての映画」は『激走5000Km(The Gunball Rally)』という洋画でした。 当時はあの“スーパーカーブーム”の真只中(コカ・コーラのスーパーカー王冠、スーパーカー消しゴム、『サーキットの狼』の時代)で、この時小学生だったmerryもカメラを片手にスーパーカーを追いかけていたのでした。 折しも(…というか今考えれば当然の如く)、このブームに後押しされるかのようにスーパーカーを題材とした映画『激走5000Km』が公開されることとなりました。 確かにスーパーカーを題材とした映画ゆえ観たい気持ちもありますが、たかが1本の映画のために小遣い1ヶ月分相当額を費やすことにはかなりの抵抗(というより無謀だという判断)があり、「写真を撮りに行かれなくなるのなら、映画は見送り…」との諦めの方向で気持ちがまとまったのでした。 しかし、ロードショー初日にコブラとデイトナのプレミアムモデル(プラモデル)を貰えるとの有力情報が入り、事態は一転! このプレミアムモデルをゲットするために前売り券を購入したのでありました。 が…、後にこのプレミアムモデルが先着100名しか手に入れることができないという代物であることが判明。小学生の頭脳でも「早く行かなければ貰えない」ということはすぐに理解ができ、前日から並ぶ(要は徹夜!)ことと相成りました。 今思えば浅はかというか無謀な行動でしたが、作戦決行の当日(金曜日の晩)、皆「友だちの家に泊まる」的な理由(嘘?)を親に告げ、夜の横浜、相鉄ムービルに並んだのでありました…。 通常であれば“小学生が徹夜”なんてことが許されるはずもなく補導の対象になりそうなものでありますが、ただの一度も“職質”を受けることなく無事並びきり、先プレのコブラをゲットしました!(本当はデイトナが欲しかった…) で、肝心の映画の内容の方だが、後の『キャノンボール』シリーズの前身ともなった?カーレースもので、コブラとデイトナが激しいデットヒートを繰り広げながら目的地を目指す(水路のシーンは圧巻!)…といったものでした。 感想は?というと、ただ単に「かっちょえ〜」と感じた程度です。 ということで、はじめての映画でいきなり徹夜!(それも小学生!) これがmerry のcinemaniaのはじまりであり、「映画は徹夜して並ぶもの」という概念がこの時既に形成されたのでした。
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