1007 : インフォメーション(003) : 赤松正行 


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DSPマガジン 2003.03.06 No.1007
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マシになってきましたが、まだ風邪が完治しません。春っぽい暖かい日だったり、ひどく冷え込む寒い夜だったり、調子狂っちゃっいませんか? 私はロボットくんの特訓のために、IAMASの工房の一室に籠ってるんですが、そんな時に限ってエアコンが故障して、泣きそうな夜を過ごしています。

さて、今回は勢揃いしたロボットくんたちと、UNIXのシェル・コマンドを叩き出すオブジェクト、そしてパッチ制作に便利なOverviewパッチについてお伝えします。引き続き、DSPマガジンへの寄稿もお受けしていますので、お気軽にご連絡ください。

・続々ROBOTIC MUSIC制作状況
・シェル・シェル・シェル
・Overviewで行こう!

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インフォメーション(003)
赤松正行

■続々ROBOTIC MUSIC制作状況

またまた「ROBOTIC MUSIC」の制作状況です。いよいよロボットくんが勢揃いしてきました。打楽器系ロボットが多いのですが、ホースを振り回して不思議な持続音を出すロボットもいます。こやつらを「火星で最初のロボット楽団」と評してくださった人もいました。カーディガンズのもじりですね。

http://www.iamas.ac.jp/~aka/photo/robot20030226/
http://www.iamas.ac.jp/~aka/photo/robot20030227/
http://www.iamas.ac.jp/~aka/photo/robot20030306/

これらのロボットを制作していただいたのは、イクシス・リサーチの山崎文敬さんです。山崎さんはヒューマノイドの制作が本業とかで、今回の楽器ロボットの制作にはかなり手こずられたそうですが、何度かの改良を重ねながら、次第にグッドなものに仕上がってきています。DSPオフ・サマースクールでは、以下のWEBサイトにも掲載されている2足歩行ロボットを持参して、プレゼンテーションをしていただけるそうです。

http://www.ixs.co.jp/

展覧会、コンサート、DSPオフ・サマースクール2003へのご来場、ご参加をお待ちしています。

http://dspss.iamas.ac.jp/

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■シェル・シェル・シェル

Mac OS Xの基盤がUNIXであることはご存じですよね。Finderやアプリケーションを利用するだけなら、意識することもないUNIXですが、UNIXにはOSの基本操作を含めて様々な機能が備わっています。そこで、Bill Orcutt氏が制作したshellオブジェクトを使えば、UNIXのシェル・コマンドをMaxから実行できちゃいます。つまり、ターミナルを使ってコマンド入力するように、MaxのメッセージでUNIXを利用できるわけです。

シェル・コマンドは実に強力で、応用範囲はとっても広いです。例えば、これまでは面倒だったファイル操作やネットワーク処理もできますし、複雑なテキスト処理をさせて、その結果をいただくなんてことも考えられます。実際、ROBOTIC MUSICのロボットくんはLinuxマシンに繋がっているんですが、そのLinuxマシンをsshでMacからコントロールしてます。これもshellオブジェクトを使えば、一発ですね。

shellオブジェクトは、以下のURLからダウンロードすることができます。

http://www.publicbeta.cx/max/shell.sit

肝心のMac OS X用のMaxの正式リリースがまだなんですが、今後シェル・コマンドを使ったMax作品がどどっと流行りそう...かな? でも、これは注目株ですよ。

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■Overviewで行こう!

Max/MSP/Jitterが備えるオブジェクトは600個近くあるので、すべて覚えられるわけがありません。そんな悩みに役立つのが、Victor Magro氏が作成したGeneral Overviewパッチです。このパッチでは、MaxまたはMSPのボタンをクリックすると、どど〜んと該当するオブジェクトの一覧が出現します。これらは機能ごとに分類され、簡単な説明が付いているので、必要とするオブジェクトを素早く探し出せますよ。オブジェクト名をクリックすれば、そのヘルプ・パッチが開きます。いや〜なんとも便利、便利。

このパッチは、まだどこにもアップロードされていないそうですが、今回本人から配布許可をもらったので、以下のURLからダウンロードできるようにしておきます。日本語環境では文字幅に問題あるかもしれないんだけど、お試しあれ。

http://dspmag.iamas.ac.jp/files/GeneralOverview.sit

ちなみに、このようなOverviewパッチは、Timothy Place氏が作成したJit.Overview.patが元祖のようです。このパッチは、examples:jitter-examples:3rd_Partyフォルダにありますので、Jitterをインストールした人は要チェック。私は、いずれのパッチもpatches:extrasフォルダに入れています。こうしておけば、Max/MSPのExtrasメニューからすぐに呼び出せるので、さらに快適ですね。

それから、パッチじゃないけど便利なのは、Max4Reference.pdfやMSP2.pdfの最後にある「Max Object Thesaurus」や「MSP Object Thesaurus」ですね。もちろん「トランスMaxエクスプレス」の「Max/MSP全オブジェクト・リスト」も使ってね。

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