タイペイ3日目〜混雑
遅めに起き出し、鈴木くんと合流。昨日からの雨が降り続く中、昼食を取る店を物色。人が多く入っていた喫茶店風の店で、スパイシーな鍋ものを食す。これもなかなかおいしく、甘いジュースと無限白飯付き。物価は日本の半分以下だろうね。地下鉄に乗り、こちらの芸大(?)の学生展が開かれている華山創意文化園區というアートセンターへ行く。古い工場か倉庫を改修したらしく、それでも廃屋のままになっている建物があり、展示会場なのに雨漏りがしていたり、とレトロな雰囲気を醸し出している。メディアアート系の作品も十点ちょっとあったが、内容的にも手法的にもあまり感心しない出来。むしろ強烈な中華イメージのファインアートのほうが面白く感じるが、これって日本に来たガイジンのフジヤマゲイシャ観と一緒だなと反省する。敷地内のカフェで一休みした後、コンサート会場に向かう。地図を見ていた鈴木くんが遠くないと言うので、街を見ながら歩いて行くことにする。実際には近くなかったが、良い運動になる。途中、パソコンショップやCDショップにも立ち寄る。街は賑やか過ぎて、ゴミゴミとした印象。特に歩道にぎっしりとバイクが駐車していて歩きにくい。交差点でバイクと自動車が衝突した時は、転倒したバイクの人がすぐに起き上がったとは言え、自動車からは人が降りてくることもなく、すぐ近くで交通整理をしていた警官も一瞥しただけだったのには驚かされた。コンサートは台湾のFujui
Wangで始まる。ゆるいRyoji
Ikedaという雰囲気のビデオとサウンドで、この手のスタイルは腐食気味なので、オリジナリティが感じられない。続いてKit
Clayton。本人はステージ袖に隠れて、水槽下のビデオカメラからの映像をプロジェクションする彼らしいスタイルのパフォーマンス。水槽に顔を突っ込んだ時だけ、本人が見えるようになっており、水中での歪んだ表情に否が応でも臨場感が高まる。音はバラエティに富んでいて素晴らしかったが、音と映像と身体のコンビネーションがタイトでなかったのが不満。昨日はソロだったRandyとScottのユニットであるInfrasoundは、重低音を中心とした演奏を繰り広げる。とてもストイックな演奏で、徐々に徐々に変化する展開が素晴らしい。昨日のソロは感心しなかったが、このユニットはとってもグッド。2人が筆話しながら演奏を進める様子も面白い。最後はStefanie
Kuで、トリガー&ミックスっぽい映像とともに耳に痛い電子音を多用したスピーディな演奏。後で聞くとSuperCollider2を使っているそうだ。サンタ・バーバラでCurtis
Roadsのところにいるそうで、それも納得。小柄でコケティッシュな美女だが、性格強そう〜という印象。今夜もホテルに集合して、数人で食事に出掛ける。キューバン・カフェに行こうとしたのだが満員で、違う店に案内されたところ、内装はモロに日本のひなびたスナック。オネーチャンやカラオケがないだけマシだが、こんな店は日本でも少ないかも。案内してくれたオバちゃんは、英語も日本語もペラペラなので侮れない。Randyの彼女は高山で2年間英語教師をしていたそうで、岐阜の話で盛り上がる。ビートル・ナッツという苦く強烈な味の木の実に閉口。
Posted: 金 - 5月 21, 2004 at 04:59 午後