タイペイ5日目〜饗宴



昨夜は中国酒をかなり飲んたが、不思議なことにやはり起床時は爽快で二日酔いはない。今日はかなりよい天気。コンサートの進行が変更になり、今日は午後からFransisco Lopezが演奏。ステージは使わず、客席中央に演奏機材が置かれ、それを中心に同心円上に外向きに椅子が置かれている。それぞれの椅子には黒い布が置かれ、目隠しをして聴けということらしい。1時間近くの演奏は、スペクタクルとも言える緩急のある展開で、音自体のクオリティや構成力が素晴らしい。以前のCDで聴いていたローワーケースっぽい極端なまでに微弱で変化の少ない音を予想していたので、ちょっと意外だった。

夜まではAjiくんとKevinくんの案内で市中散策。最初にチャイナ・ファーストフードで軽く食事した後、MOCA Taipei(台北當代藝術館)へ行く。唯一の現代美術館らしい。ちょうどメディアアートっぽい展覧会をしていたが、インタラクティブなものは少なく、その意味では貧弱な印象。音楽もそうだが、今後に期待というところか。その後は、いわゆる電気街へ行き、色物を物色する。パーツ系は面白いのだろうが、あまり興味がないのでパス。オール・リージョンのDVDプレーヤを見つける。デジカメや完成品のパソコンは日本より少し安い程度なので、台湾の物価からすると高価な部類になるのだろう。

夜はJean-Claude Eloyの大作「樂之道」、ADAT2台で繋ぎながら、8チャンネルをミキシングしての4時間連続上演。尋常じゃない長さは拷問レベルだが、40年も前にNHKスタジオで作られたとは思えないほど、古さを感じさせない。自分の作品が40年後にも聴くに耐えうるのかと自問すると、相当疑問なわけで、普遍性を意識したスタンスで制作に望む必要性を痛感する。

今夜でコンサートはすべて終了し、ビッグパーティだということで、数台の車に分乗して、山間の山荘へ向かう。市内の夜景が見回せる別荘で、荒廃した感じもあるが、人里離れてリッチな雰囲気を満喫。ボトルとジャンクフードが回され、チープなダンスチューンで踊る人やら、ふざけて格闘する人らで、お祭り気分。やがて薪が焚かれ、肉厚のバーベキューが供される。1時頃からスタートだったので、このままでは朝まで踊るハメになりかねない。それはちょいと辛いなと思っていたところで、Sonamiらがタクシーを呼んだので、同乗してホテルに戻ったのは3時過ぎだったかな。


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日 - 5月 23, 2004 at 07:57 午後      


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