メーカー直販の価値ソフマップ
とソニースタイル
の対応の差は、そのまま顧客とメーカーのどちらの利益を代表しているのか、という点につきる。
メーカーダイレクト販売が出だした頃(2000年ぐらい?)、メーカーが顧客のニーズを取り上げやすくなり、中間マージンが省けるという期待があった。 しかし、そこから数年たった後は、ソニースタイルのような、顧客を自動購入マシンとしか考えないようなメーカー直売サイトが出現してしまっていることをみると、メーカー直売は顧客側に本当にメリットが生まれているのか大きな疑問だ。 遅い発売日、高い価格、プアな応対、硬直したサービス。 PC350のケースだけでも、問題チョモランマ積み。 逆に、自分で商品を作れもしないくせに、中間マージンをむさぼりくって、右から左へ商品を横流ししているだけ、というイメージだった小売店。 実際は、真摯な姿勢、柔軟な対応、安い価格、手厚いサービス、メーカーとも交渉力を発揮。 メーカーは片手間で販売をやっている限り、製造と顧客の衝突が起こったときには、どうしても製造者の論理が優先してしまう。メーカーにとって顧客は代わりがいる(ように見える)ので、捨ててしまえる、と考えてしまう。 小売業は、販売しかやっていないので、顧客/消費者を第一におかざるを得ない。 顧客さえ逃げなければ、他のメーカーの代替品を売ることができる。 顧客よりもメーカーや商品の方が捨てやすい。そして実際には、メーカーとの取引を捨て去らなくても済む。全体の仕入れ、取引の中で顧客のわがままを通してもバランスさせられる。 いわば、顧客側にとっては弁護士みたいな役割? メーカーダイレクトの利点は、 1.製造に遡ってカスタマイズできる (BTOやiPodのパーソナライズとか) 2.安い 3.小売り店にないものを扱っている (直販のみとか、細かいオプション品とか) に当てはまる場合か。 それ以外は、ちゃんとした小売り店で買う方がよさそうだ。 日 - 9 月 19, 2004 カテゴリTOPへ |