個人再生


魔法の杖ではありません。
早めに弁護士に相談することが肝要です。


 多額の負債を抱えた個人の債務者に対して、その生活を再建するための債務処理手続として導入されたのが個人再生手続です。
 特に住宅ローンを抱えている方には、一定の条件のもとで弁済期間の延長等が認められますので、住宅を手放すことなく負債の整理ができる画期的な手続です。
 ・・・ですが、経験上個人再生を希望して相談に来られても、自己破産をおすすめしてしまうケースが少なくないように思います。
 ネックになるのは「再生計画が遂行される見込みがない」という点です。給与明細その他の資料から判断して、月々の返済原資を捻出できる見込みがないケースが少なくないのです。「無」から「有」は生じることはありません。
 ある程度余力を残した段階で申し立てた方がスムーズに進みます。時機を逸しないように、早めに弁護士に相談することが大事です。

Posted: 月 - 1月 26, 2004 at 07:31 PM        |