裁判員制度の概要が発表されました


まだまだ議論が不足しているように思うのですが・・・


 昨日(1月29日)、政府の司法改革推進本部より裁判員制度の骨格案 が発表されました。
 新聞の報道によると2009年をめどに実施されるようですが、私としてはまだまだ議論が不足しているように思います。
 たとえば、裁判員の資格としては「裁判所の管轄区域内の衆議院議員の選挙権を有する者」となっています。つまり、一定の欠格事由に該当しなければ、20歳以上ならば裁判員となることができるのです。二十歳そこそこの人間に、自らの運命を託したいと思う被告人がどれだけいるでしょうか?
 また、裁判員に対する保護制度についても、不十分のように思います。裁判員やその家族らの安全が脅かされる現実的危険性のある事案については、個別に対処すればよいとの考えかもしれませんが、せっかく善意で裁判員になったばかりに、何らかの犯罪に巻き込まれるという事態だけは何としても防がなければなりません。
 あまり怖いことを言うと、誰も裁判員になってくれないので、あえてオブラートに包んでいるのかもしれませんが・・・。
 本当にこれでいいんでしょうかねぇ。

Posted: 金 - 1月 30, 2004 at 06:19 PM        |