電話による相談


弁護士が敬遠するわけは?

私に限らず、多くの弁護士が電話による相談を敬遠しています。
私は、時と場合によっては応じることもあるのですが、全く応じないという弁護士の方が圧倒的に多いでしょう。
そのわけは・・・
1.相談料がもらえないから?
 いえいえ、そんなことはありません。たしかに、正当な業務の報酬として相談料をいただくことは非常に大事ですが、まともな弁護士ならば相談料をもらうために躍起に営業をしているということはないでしょう。
2.面談による相談と比べてやりにくいから?
 たしかにそれはあるかもしれませんね。面談による相談の場合は、事前に資料を用意してもらうことがほとんどですし、こちらが説明する際も身振り手振り、図解など多彩な方法を駆使することによって、少しでも分かりやすく工夫をすることが出来ます。
 例えば、土地の境界に争いがあるケースなどは、言葉だけで分かりやすく説明しようと思ったら大変な労力でしょう。
3.話しているのが本当に依頼者なのかどうか分からないから?
 実は、私が電話による相談を敬遠する最大の理由がこれです。受話器の向こうで話している人が本当に自分の依頼者なのかわからないからです。ひょっとしたら相手方が依頼者になりすまし、こちらの作戦を探り出そうとしているかもしれません。
 これは弁護士にとってとても怖いことです。
 結局、2と3あたりが理由になると思います。

Posted: 火 - 3月 2, 2004 at 09:33 PM        |